『35歳の少女』第7話

予告で元カレと社内で取っ組み合いした女から結婚式の招待状らしきものを貰ってるカットと、正装してパーティらしき場で暴れ喚いてスタッフに連れ出されてるっぽいカットがあったんで、会社関係者も参加してるだろうに披露宴で醜態さらすのかよ・・・と思ったマナちゃんが「婚活パーティで酔っぱらって連れ出されました」ってなことだったのでホッとしたわー。やってることは醜態以外のなにものでもないんだけど、それでも二度と会うことのない人たち相手ってだけでイタさというか、見てるこっちが受ける「もうやめてあげなよ・・・感」が随分マシだもん。

そして成功者だという実の父親から貰った200万+整形代の100万が手元にあって(100万からちょっと貸してくれない?という進次にはプライドってもんはないのかよ・・・と引きかけたけど、達也が200万だした瞬間「倍になってる!!?」とびっくりするのが可愛かったのでやっぱりこのひと憎めないw)「なんかデッカイことしてやる!」と言う達也が次回の予告で進次と一緒に競馬か競輪か競艇やるっぽいのが心配だけどめちゃめちゃ楽しみw。
あとそろそろ冨田靖子には部屋から出てきてもうひと暴れしてほしい。

しかし25年眠っていた中身10歳の現35歳も、中身中学生の現35歳も、中身高校生の現35歳も、自称“中身は二十歳”で女子アナ志願の現35歳も、なんだかんだで『ドラマとして』見ることができたけど、いざ35歳に追いついたというか「女としての35歳」を自覚した、でも中身はまだ「初体験で大人になったつもりの10代の娘」ってドラマだとしてもキツすぎるな・・・。言葉選ばずに言うけど気持ちの悪さがこれまでの比じゃない。

アナウンサーになる夢を「現実」を知り、というか結人くんに「無理だ」と言われ諦めたことで精神面でも成長したのかと思いきや相も変わらず喫茶店の客にド正論ぶつけてて、今回で一応「35歳」まで成長したってことだと解釈してるんだけど、良くも悪くもそういうところは変わらない、それが望美という人間の本質なんだってことなのかな。
そんな望美がママと結人くんという“庇護者”を自ら手放し、カセットテープも亀のぬいぐるみも持たず文字通りの『独り』になったことでじゃあこれからどうする?という話になるのでしょうが、これまで望美以外の人間を通して描いてきた「現実」を考えるにまあ・・・楽しい話にはならないだろうな・・・。