『24 JAPAN』第5話

キーファー・サザーランドのあのルックスと小山力也ボイスでめちゃくちゃなことを言ったりやったりするからこそジャックの言葉選ばずに言うけどキチガイっぷりをドン引き半分で笑ってみてられるのであって、唐沢寿明のしどうなんたらとかいう男が娘の行方知りたさで容疑者脱走させてもまったくもって笑えない。

ということに5話にしてようやく気付きました。これまではなんとか見ていられたけど娘の情報を知りたかったら脱走させろと言われて拘留されてる容疑者を連れ出しちゃうのはさすがに厳しい。

あと旅客機が墜落し乗客乗員の生存は絶望的なんてことになったら全局そのニュースでもちきりになって当然だろうに「ニュースは全部旅客機墜落のことばかりだけど予定通り選挙はやるみたいだね」とか言ってて、選挙日程が変わらないのはむしろ当然のこととしてそういやこの人次期総理大臣に一番近い存在らしいのに事故対策本部とか立ち上げなくていいのか?と、スタッフと朝食会とかやってる場合じゃないんじゃないの?と。
これまた本家を忠実再現ではあるけれど、そんな大きな事故というかテロが発生したというのに野党第一党の党首がその件についてニュースを見たり報告を受けたりしている様子がないどころか息子が殺人を犯したかもしれないことで頭いっぱいになってるとか、今回は違和感がけっこうあったな。まあ本家と違ってこちらは『母親』だからと思えばそれなりに納得できるところはあるけど。

本家と違うところと言えば脱走させた容疑者といるところに駆けつけた佐野史郎CTU内にテロ組織と繋がってる奴がいるってな話をして自分に捜査をさせろと選択を迫る場面で、周りに佐野史郎が連れてきた部下がいるってのにその耳を気にする素振り皆無で話してることな。その話内密オブ内密なんじゃないの?と。日本人だから佐野史郎が強く口止めをすれば部下たちはそれに従うから大丈夫ってことならそれでいいけど。