オラディン王とのエピソードを聞いて最初から「もらい泣き」を狙ってて(「そんなときこそエンタメだっ!エンターテイメントだああっ!!」と叫んだ時にはもうこの構想があったのだろうし、だから充瑠を相棒に指名したのだろう。戦力として宝路と為朝は残しておくべきだろうし、小夜は自分の目的に気づくかもしれずそれをハコブーに悟られるかもしれない。瀬奈は自分の言う通りに動いてくれない可能性が高いからって感じで)、漫才のところから時雨さんの仕掛け、布石でしたってのはさっすが兄貴!!妙ちくりんなテンションも演技の一環だったのだとわかってみればマジマジ兄貴最高カッコいい!!と言うしかないのですが、マイクの持ち方はあれなんぞwww。あの指どうなってんだよ!?な持ち方がハコブーの感情を揺さぶることには1ミクロンも繋がらないとしかわたしには思えないのだが、マイクの持ち方にすらこだわりを見せる時雨さん好き。
あと時雨さんが「ナイショ」ってするとき小指を立てるの、以前見たのは女性(柿原さん)相手だったから「俳優・押切時雨」のイメージとしての小指でナイショなんだと思ってたんだけど、充瑠にも小指でナイショしてて、ああ・・・時雨さんはこれがデフォなんですねwとなりました。好き。
一方見えない敵と戦う宝路たちはなんといってもワンカット長回し?のタブレット争奪戦がすごかったー!。これ、まずはヨドンナ様の鞭をぶち込まれるとベチャットがゾンビ化して戦闘力が爆上がりするという設定がしっかりしてるところがいいんだよね。ついに為くんがキラメイゴーアローを発射して(でも流れのなかでアッサリ行われちゃって、そういうところも為くんらしい)(てかワンカットだとしたらキラメイゴーアローをどうやってあの角度&スピードで為くんの手元に飛ばしたんだろう?)キラメイ側もパワーアップしてるのに(これは販促としてやらねばならないこととして)、それでもこれだけ振り回されてしまうことにちゃんと理由があるからこそこの映像が成立するし、素直にスゲースゲーと楽しめる。ほんっと丁寧かつ隙がないよね、キラメイジャーの作劇は。
そうそう、敵がなにをしてるかを実演する弟を見て「思春期か?」と言うにいにがちょっと面白かったです。にいにの「思春期」イメージってw。
あと敵が再び現れたってんで「行くぞ!」と言いながら為くんの胸をバンッと叩く宝路に「力強いんだよな・・・」とボヤく為くんってのもよきよき。
よきよきと言えば、稲田徹ボイスのハコブーと吉野裕行ボイスのザビューンの「話の長いおっさん」と「それを鬱陶しがるヤンチャ坊主」な関係性も今後が楽しみー!。
そしてそして時雨さんのキャラソン。メロウな曲調なのは意外だったけど(もっとストイック系でくるかと)、そんな曲をバックに流れる時雨さん映像が文字通りの「名場面集」でw、全部のシーンがどの場面でどんな話だったか判るってすごくない!?と感動してたらラストで“へ~んだよねっ♪”ってwwwww。そこまでは甘い歌声とあいまってうっとり気分だったのに、最後のワンフレーズで一気にネタソングになっちゃったじゃねーかww。