『仮面ライダーセイバー』第7章「王の剣、アヴァロンにあり。」

ズオスが師匠の仇であることを知り、憎悪に身を焦がし鬼気迫る表情でノーザンベースに現れ、ライドブックを掴み時間の流れが異なるゆえ命の保証はないとされるリベラシオンに入っていった倫太郎がどれほど過酷な修行をするのかと思ったら、スポットライトがあたる謎空間でゴロゴロ転がってて「アタックNO.1みたいだな・・・」とか思ってしまいました。まさか令和の仮面ライダーを見ながらアタックNO.1を想起させられるとはw。

でも倫太郎がこのまま「ズオス絶対殺すマン」と化し、ズオスのことしか見ていない、ズオスが現れると暴走するようなキャラになってしまうのではないかと心配してたので(そういうキャラがいてもいいけど倫太郎にはそうなって欲しくない)、芽依さんのピンチを颯爽と救って姫だっこで「お待たせしました!」にはキャッヒーーーーーーーーーーーーーーーーン☆☆☆となりましたw。

あの修行で具体的に倫太郎のなにがどこがどう変わったのかさっぱりわからんもんで同色3冊コンボのキツさ危険度を含む「凄さ」はさっぱりわかりませんが、倫太郎の性格は変わらないみたいでよかったー。

あーでも倫太郎と芽依を仮面ライダーWの竜くんと所長みたいな感じにしたいんだろうけど、それ自体はいいんだけど所長と芽依は身も蓋もない言い方をしちゃうと「メス度」がぜんぜん違うから同じことをしても所長なら笑えるものも芽依だとそうは見えないのではないかと今回の抱きつきを見て思うところがあったんで、そこいらへんのバランスは考えてもらいたい。


それはさておき倫太郎が「お待たせしました」するまでの状況だけど、3つの街が同時に消えたとなれば剣士たちは3手に分かれてそれぞれ消えた街に向かうのだと思ったのに、尾上と蓮は一緒に行動してるしそこに芽依もいるし、これじゃあいつもと同じじゃん。レジエルの作戦という意味でも作劇という意味でも、3つ同時に消した目的ってなんなのさ?。
それは次回で解るってことならそれはそれでいいんだけど、「3つの街が同時に消えた」という恐らく初めての事態に対しソードオブロゴスが取った行動が「尾上と蓮が一緒にワンダーワールドに向かう」ってことだったことがわたしには納得いかないのよね。いくつ街が消えようとも転送される先であるワンダーワールドはひとつ(同じ)なの?。そうならあんな愕然とした感じで「3つの街が同時に消えた・・・」とか言わないでほしい。

それから、つい先日まで無関係だった小説家がちょろちょろっと書物を調べたら長年の間誰一人見つけられなかったアヴァロンへの行き方を見つけられたのは主人公補正で受け入れるとしても(ライドブック13冊を定められた剣技で繋ぐと扉が開くとか言ってたけど、ライドブックであれば中身はなんでもいいのかね?)(ていうか剣技のところ思いっきり図解されてんだけどむしろなんで今まで誰も気づかなかったのかとw「禁書」だから誰もみなかったってことなんだろうけどそれもそれでなんかちょっと・・・え?そんな理由?ってなるよなw)、カリバーもその方法にたどりついてんのはなんでなのよ。アヴァロンの扉を開くには赤いドラゴンと紫のドラゴンが呼応しあう必要があるのだとして、だからその持ち主である飛羽真とカリバーがあの異次元空間まで辿り着くのは必然なのだってことならカリバー側の描写も欲しい。