『私たちはどうかしている』最終話

椿の父親はやっぱり丸山智己だったってのはいいんだけど、吉沢悠が単なる甘味好きの議員ってだけだったのもいいんだけど、クライマックスに向けて思わせぶりなカットを挿入されていた和田聰宏が「前任者から女将が職人の包丁を持ち出したことを聞いていたけど15年間言わずにいましたすいません」ってだけの存在だったとかマジかよ!わたしのワクワク感を返せ!w。
結局樹を殺した「犯人」は多喜川さんでしたってなことだったけど、なんかいろいろ言ってたけど和服に足袋なので盛りようがない育三郎の身長が気になってほぼほぼ耳を素通りしてたわ。Wikiによると浜辺ちゃんの身長156センチだそうだけど、10センチぐらいの差にしか見えなかったよねー。

原作未完らしいんでどうなることかと思ったけど、椿を助けるために「なんでもする」という母親としての想いと覚悟はわかるけど角膜をあげることが目的なのに大型トラックに轢かれるって顔面ぐちゃぐちゃになったらどうすんだよ!と最期まで突っ込ませてくれた女将の扱いを筆頭に全て収まるところに収まったんで上手いこと終わらせたなという印象ですが(刃物もって女将に突進する多喜川の前に身を挺した七桜が刺された!?→胴体と腕の間をすり抜けてたんで無傷でしたー!には笑ったわw)(あと女将に抱きついたつもりが椿さんでしたー!の職人の人までしっかりフォローしてんのもw)、ていうかやっぱ一番悪いのって樹じゃない?。
好きな女と結婚したいっつってんのに許さず自分が見繕った女と無理やり結婚させた大旦那も悪いけど、それに従った時点で樹の負けなのに夫としての務めを果たさず好きな女を店に入れ、屋敷の中でイチャイチャしてんのを妻に目撃され、そのせいで妻が多喜川父を種馬にする羽目になって多喜川妻が病み、さらに屋敷の中でイチャイチャしてんのを息子に目撃され、多喜川息子に刺され最期の言葉を間違えて、その結果がコレってことでしょ。わたしには樹が元凶としか思えん。愛人を同居させるようなことがなければ、愛人の店にノコノコ住み込みすることがなければ、少なくとも七桜母が殺人犯として逮捕されることはなかっただろう。つまり樹がクズ。それでこそ鈴木伸之。つまり満足である。

あ、満足と言えば城島くんと栞さんがくっついたのもモンクリ好きとしては嬉しい展開であった。栞さんはなんたら屋のお嬢様なわけで、ツンデレ父親がなんだかんだで援助とかしてくれちゃったりするだろうし、城島くんはある意味一番の勝ち組と言えるのではなかろうか。