『妖怪シェアハウス』第7話

ドラマ好きとか舞台好きではない普通の人(ふつうのひと?)には区別がつかないらしい池谷のぶえ峯村リエが揃ってカラオケを歌いそれを大倉孝二が聞いているとか、いい時代になったもんだよなー(しみじみ)。
で、区別はつきましたかね?。並ぶと違いがわかるだろうけど並んでないとやっぱりわかんないですかね?w。

前回のやまちょすがあらゆる意味でホームランすぎたので、峯村さんの黄泉醜女はキャラが薄いなーと思ってしまったわけですが(これでキャラが薄いと思う時点でこのドラマがいかに濃いかわかるってなもんですよねw)、愛の不時着うんたらかんたらの怒涛の独り言は見事であった。
そしてそんなおばちゃんを呼び出してしまって「申し訳ない」と謝り倒すぬらりひょんという関係が実に最高すぎてほんといい時代になったもんだ。

で、澪の恋バナは離婚話が出ているとはいえ相手が既婚者でしたってことで終了かと思いきやまだ続いていたようで、離婚届を突き付けておきながら若くて才能がある部下の女と楽しそうにしてるのを見て原島妻が生霊化するというドロドロ展開に突入したわけですが、大阪のおばちゃんの理解力と伊和の共感力でもって号泣大会となり最後はカラオケショーで終わるという(笑)。

原島妻は妖怪たちと泣いて歌ってスッキリしたんだろうけど、これどうなるんだろうなぁ。原島妻に他の男などいなくって、離婚を切り出したのも寂しさに耐えかねてってなことだったら原島にそれを伝えてやり直そうってなことになるのだろうと思えるけど、原島妻には別の相手がいるらしいし、なにより原島の気持ちが澪に向いちゃってるからなぁ。

ってそうなの、これが納得いかん!。だってこれ離婚が成立してからまだ1か月も経ってなくない?。SHIRAHAMAとして陰ながら応援してる時から憎からず思ってはいたのでしょうが、妻に離婚を言い出されたって悩んでたじゃん。悩むってことは妻への気持ちも残ってたってことでしょ?。それなのに離婚するや否や「一緒に暮らそう」ってなに言ってんだコイツ?て話じゃん。

対してゆづは最初から澪を心配し、見守り、それが恋愛感情に変わったのだろうし、「一生守る」というプロポーズもそんなゆづだからこそ言えることだと思えるのでここはゆづ一択!!に決まってるけど、でも澪はまだ原島のことが好きは好きなんだよね?。そしてゆづの父から「妖怪化を止めるには結婚して家庭を持つこと」だと言われてしまったわけで、じっくり考える時間がないとなると、原島と結婚するってのが最良の選択か、となるだろう。
でもそうなると妖怪との繋がりがなくなっちゃうじゃん。澪のためにはそうするほうがいいのだとしても妖怪たちの気持ちを思うとそれはあまりにも寂しすぎるわけで、だからここはゆづと結婚して隣に住みつつ管理人として妖怪シェアハウスに入り浸るのがいいと思うの。澪の気持ちはどうなるんだ?と普通だったらなるところだけどSHIRAHAMAがHARASHIMAアナグラム!?と思ったら原島のことが好きになっちゃうのが澪という女だから、ゆづの気持ちを知ればその気になるだろ。

とはいえそれじゃあ澪はずっと自立できないまんまとなりそうで、まあそれでもいいんじゃね?とは思うんだけどドラマとしてそれはどうかと思うんで、澪の妖怪化をどう決着させるのか、最終回が楽しみ。