『妖怪シェアハウス』最終話

ああ、やはりそういうことになるのかー。
澪の妖怪化が進みそれを止めるためには人間の男と結婚するしかないってのはそれとして、最初から?妖怪だったぬらりひょんざしきわらしはともかくお岩さんと酒呑童子は「元人間」であるわけで、そんな二人が「澪には人間の女として幸せになってもらいたい」と願うことに意味があるのだと思ってたんですよね。人間ではなく妖怪として生きる辛さをしってる元人間だからこそ澪には妖怪なんかになって欲しくない、なっちゃだめだと、それが最優先事項なのだと。
でもそこが崩れるというか、最優先されるのは「澪の意思」であって、妖怪たちが宝物と引き換えにして借りてきてくれた天狗の力で「ゆづと結婚ルート」と「原島と結婚ルート」という『現実』をしっかりと見たうえで澪が決めたことならば、人間ではなくなるとしてもそれを止めるつもりはないと伊和たちが言うのならば、わたしもこの選択に賛成するよ。
「妖怪になる」ことを良しとするならば、澪が「やりたいことをやりたいようにやる」と決めしっかりと自立してシェアハウスを出ていくためにはこれしかないだろうし、今の時代にも合ってるしね。
とはいえ澪のビジュアルえらいことになっちゃった?っぽいけど・・・・・・。

でもまあこういう形ならば主人公を変えての続編も余裕でできるし! SPでもいいし!そのときは澪の妖怪化の実写もあるといいなーと思いつつ(小芝ちゃんならやれるだろう!)、いい意味で気楽に楽しめるドラマでした。