『魔進戦隊キラメイジャー』エピソード19「相棒」

案の定、マッハはヤバかった。期待通りのヤバさだった。
我々(石)と違う感触に感動するところまでは許すとしても、手の匂いを嗅ぐのは変態だ。手のみならずあちこちの匂いを嗅ぎまくったに違いない。
でもたぶん寸でのところで止められたパイタッチはしてないよね。だってお嬢様に強く止められたから。パイ以外のところは止められてないから撫でまわしたかもしれないけどパイタッチだけはしなかっただろう。そのあたりがガチの変態であり、マッハを変態として尊重したくなってしまうところ。

あっちもこっちも入れ替わりまくりで全編ネタのお祭り回で最も強く印象に残っているのは飛行機ポーズで「きーーーーーーーん」する中身ジェッタの外見時雨さんが宝路の腕におもきしぶつかってスルーだったやつ。ごめんな宝路w。

そのお祭り回で真顔で「すごいな」と思ったところは邪面師を倒して入れ替わりを解いて本来の身体に戻ってロボ戦ではなく、入れ替わったままでロボ戦をやり切ったところ。人間サイズの敵を倒すことによって巨大化するシステムであればもちろんそれはできないけど、邪面師と邪面獣に直接の繋がりがないことが吉と出たなと。そのおかげでお祭り感がより増した。魔進Verの名乗り最高だろ。

それから、「お絵描き」の時間なのに(これ、幼稚園で強制的にやらされているとかではなくお絵描き教室的なやつだったよね?つまり希望者を募って開かれている場だろうに、そこへ来ておきながら)絵を描きたくないと紙を破るタケシ(MIU404の桔梗さんの息子だ!)を認め褒めるのはちょっと違うのではないか?と引っかかりを覚えたんだけど、キラメイジャーと魔進でダメなことを指摘するのではなく良いところを褒めてやる、魔進たちはいつも相棒を褒めたたえてくれていることを、さらに宝路→ガルザで「そういう存在が居ることが強みである」ことを描いたうえで、ファイヤ・充瑠の提案とかでなく「自主的に」ちぎり絵として破った紙を再利用してたのは上手くまとめたなと、これぞ子供番組の正しい在り方だわと感心しきり。
そして親へは住宅ローンと(笑)。夏のネタ回としてなにからなにまで完璧すぎ(笑)。