『魔進戦隊キラメイジャー』エピソード18「闇落ち」

追加戦士の闇落ちをたった1話で終わらせるどころか「体内にあるモンストーン」という如何様にも(複数回は)料理できるネタをも欠片も残さず綺麗さっぱり処理しちゃうとか、いやあ、マジですごいわキラメイジャーと思う反面このペースで大丈夫なのかと心配してしまう。長年戦隊を見続けてきた者として、毎回これだけ面白いとかえって不安になってくる。

とか思ってたら次回はこれまた戦隊の定番である「入れ替わり回」のようで、だからカードばんばん切りすぎだろう!と思いつつも位置付け的には夏のギャグ回になりそうで楽しみすぎるんだけど、入れ替わるのはキラメイジャーと魔進って、ちょっとまって?ガチでヤバイのが一組ないですか・・・・・・?。
お嬢様の中に入ってしまったマッハとかそれ放送できるの・・・・・・?。

そこはまあ震えながら次回を待つとして、今回はちょっと泣いてしまったわ。地球人とクリスタリア人という血のつながりどころか人種すら異なる兄と妹が、「妹さえ助かれば俺はどうなってもいい」「お兄様が助かれば私はどうなってもいい」と同じことを言ってて、だから紛れもなく「兄妹だよ」(充瑠のキラキラスマイル付き)でウルっとなってしまった。
だから宝路のその想いとマブシーナのその想い、兄妹愛でもって宝路が闇落ちさせられた理由であるモンストーンがパリーンと砕けましたってなファンタジー展開でもいいと思うのよ。戦隊ってそういうものじゃん?。

だけどこの番組は「カナエマストーンの力」を使う。カナエマストーンが司る「破壊」の力を使うという(設定上の)根拠がちゃんとあって、現実的な破壊をする。
まあ4つ集めるとどんな願いでも叶うというカナエマストーンそれ自体がファンタジーだし、それぞれの力の発動と4つコンプの願いとは別枠というなかなかに都合のいい設定ではありますが(今回使った力が「破壊」というなかなかに物騒なものだったとなると、残り3つの力がなんなのか気になりまくり)、イマジネーション(画)の力で石を魔進にするという世界観なのに、ちゃんと地に足ついてる感じがするのはそういうところが理由なんじゃないかな(演技力皆無の充瑠を見て「基地から出そう」と真顔で言う無鈴の現実的な判断もよかったw)。充瑠がカナエマストーンの力を使ってしまった理由も「王様が背中を押してくれたから(大丈夫だと思った)」というこれまでの積み重ねによるものだったしね。


で、積み重ねといえば充瑠にエクスプレス呼ばれてまたもや無理やり合体させられたガルザさんが合体の瞬間「なにっ!?」とか言ってていやいやいやいや今更なに驚いてんですか(笑)って声に出してつっこんじゃったんだけどw、これは闇落ちシルバー使って結構な闇エナジーを集めたし自分もジャメンタルでパワーアップしたからもう二度と寝取られないと思ってたのにアッサリ奪われちゃったってんで驚いた、ということで?w。


ていうか、宝路にカナエマストーンのことを教えたのは(お宝探しを薦めたのは)ガルザ叔父さんだと思ってたんだけど、叔父さんカナエマストーンのことすら知らんのかい。