ヨドン皇帝の右側の仮面であった広島弁スナイパーがキラメイジャーによって破壊?消滅?させられ、残り話数も少なくなりいよいよヨドン軍との本格的な戦いが始まるのかと思いきや、ヨドンの手に渡ってしまった最後のカナエマストーンの力を悪用した作戦であり、人間を邪面獣にするというこれまでとは違うフェーズの話ではあったけど、でもこれ日常回・・・だよねえ?。
次は猫耳回みたいだし、繰り返すけど終わりが見えてくる時期だけどこんなことやってて大丈夫なのかとちょっと心配になるんだけど。これまでのところほぼ捨て回ナシ!なんで、このまま最後まで突っ走ってくれると信じてはいるけど、でもだってあと何回よ?。
で、今回ですが、キラメイジャーのなかではかなり毛色の違う話であった。
というか、たぶんわたし理解できてない。
ハリガネ邪面が姿を変えられるのは宝路が幻想を見せられていたようにカナエマストーンの力なの?それともハリガネ邪面固有の力なの?
今回のヨドンの作戦ってのは『人間の心を闇で充たし邪面獣に変える』ことだったんだよね?そしてそれはクランチュラが入手したカナエマストーン・イリュージョアを調べた結果解った効能なんだよね?
と思いながら東映サイトを確認したら『姿を変えられる能力で忍び込み、人間を邪面獣化させる作戦を実行しました』とあったんで、姿を変えられるのはハリガネ邪面自身の力で、人間の邪面獣化作戦を任されたってことのようで、八太さんをターゲットにしたのはまあ「引きこもり」だからってことなのでしょうが、そこに充瑠が絡むことがよくわからん。
時系列としては
「カロリー君」が八太さんと接触→友人として仲を深めながら充瑠が見ているイラスト投稿サイトに作品掲載→充瑠から連絡がきたので八太さんと引き合わせる→漫画を酷評され八太さん闇落ちで邪面獣化
こういうことだと思うのですが、ヨドンの作戦は「人間を邪面獣にすること」であってキラメイレッドを巻き込むつもりは毛頭なかったってことでいいの?。
つまり「カロリー君」を通して八太さんと充瑠が繋がったのは全くの偶然でしかなかったのだと。
ていうか、賞に落ちて家を飛び出した八太さんの前に現れ「純粋なまま生きられる世界へ行こう」と手を伸ばした「カロリー君」はハリガネ邪面の変態だったけど、八太さんと友達になり充瑠を八太さんに引き合わせた「カロリー君」は実在するんだよね?。ハリガネ邪面のせいで時雨さんが散々な目にあってるときに充瑠が不在=八太さんちで楽しく遊んでたのはそういうことでしょ?。
八太さんに近づくために「カロリー君」という人間を作るってのはハリガネ邪面の能力とは違うと思うし、そこは八太さんの友達である「カロリー君」に化けたと考えるのが筋だと思うし、人間を邪面獣化する作戦にキラメイレッドが必要だとも思えないので、充瑠とカロリー君が出会ったのもただの偶然と考えていいと思うんだけど、だとしたら邪面獣と化した八太さんを救った(八太さん自身は救われたとは思ってないというか、救われたいとは思ってなかったみたいだけど)あと、画材を持って八太さん宅を訪ねたら家がなかったってのはどういうことなの?。引きこもり歴が長いってな話だから持ち家なんじゃないかと思うのだけど、まったくの更地(雑草も生えてる)になってるって八太さんにペンをあげて励ましてから家を訪ねる間どれだけの時間が経ってるのかと。おまけに酷評されまくってた八太さんが漫画雑誌デビューしてるって、さすがに時間の経過が普通じゃないとしか思えない。
ていうか八太さんを訪ねるならカロリー君と一緒に行きそうなものだけど、カロリー君の「後日譚」がないことが不穏すぎる(邪面獣にされたのは八太さんと思いきや、実はカロリー君のほうで、八太さんは邪面獣になってしまったカロリー君の中に居ただけだった・・・なんてことを考えてしまった・・・)。
まるで夢を見せられていたかのような気分なんで、今回の話はカナエマストーン・イリュージョアが充瑠に見せたまぼろしだったのかも・・・ってことでなんか納得できそうではあるけど、でももう一度言うけど充瑠が関わったのは偶然でしかないわけで、そんなこんなでよくわからなかった。