カワイイものが全般的にすきなおじさんの話なんだと思ってたんで、特定のキャラクターのガチオタおじさんであることにはちょっと驚いたってか、パグ太郎グッズのクオリティが本気すぎてビビる。マグカップとかボックスティッシュとか、おじさんが「お気に入り」だという石鹸置きとか普通に、いやマジで欲しいレベル。
わたしがどちらかといえばオープンオタクであるせいかもしれませんが(なんのオタクであるかを声高に話すまではしてないけれど、「あの人はオタク」という認識はされている)、トクサツガガガもそうだったけどオタクバレすることに対する怯えだったり防衛心だったりがドラマだとしてもあんまり理解できないってところはあるのだけれど(ガチャガチャやる場面とかね。職場の同僚とか自分を知ってる相手にガチャガチャやってるところを見られたくないってことなら「社会人として」理解できなくはないけど、見知らぬ他人に見られたって別にどうでもいいだろとしかわたしは思わないので自意識過剰すぎない?となる)、心の声含め眞島さんがカワイイのでヨシ!。
甥っ子が来るからってパグ太郎をクローゼットに押し込んだものの扉の隙間からパグ太郎がこんにちはしてるのを見て両方の意味で「あああああっ!」となる眞島さんおじさんが面白カワイイのでヨシヨシ!。
さらに言うと、原作ではおじさんと同年代なのかもしれないライバル課長がどう見ても6.7歳ぐらい年若にしか見えないので、一方的におじさんをライバル視してつんけんイキってるようにしか見えない桐山れんれんもカワイイんだけど、このひとは猫好きってことでいいんですよね?ちょいちょい小路課長の笑顔にズッキュンしてるけど、それはつまるところ「カワイイもの好きの同志」に対する類友的なヤツってだけですよね?。
推しのコンサートグッズの団扇ならともかく「ピースして」のメッセージ団扇をデスクに置いてるオタクとかよくわかんないし(いつ突発的な現場が発生してもいいようにと常備しているのだと脳内補完したけど)、渋くて優しい小路課長がパグ太郎のキーホルダーを持ってる(かもしれない)からってああもあからさまに引くオタクもわたしは信用できねえとか思ってしまうけど、そこいらへんも含めて最終的に『他人の「好き」を尊重する』ドラマになるといいなと思う。