『仮面ライダーゼロワン』第37話「ソレはダレにも止められない」

人間を超える力を持つAIの恐ろしさを目の当たりにしてビビる主人公ですか。
結局のところ、主人公がヒューマギアは夢のマシンだと言ってその存在を持ち上げ、さらにヒューマギアが夢を持つ(自我を持つ)ことを声高に勧めていたのはいざとなったら『武力で破壊』という道があるからってことだよね。
「お前(ヒューマギア)を止められるのはただ一人、俺だ」からヒューマギアを擁護できたけど、自分の手に負えないヒューマギアには恐怖すると。
なあおまえそれチェケラの(ハッキングではない自発的な)暴走を目の当たりにした一般人に向かって言えんの?。
この主人公に対する好感度ってもうこれ以上下がることはないってとこまで下がりきったと思ってたけど、まだ底についてないんだな・・・すげーな・・・。

それから、嫌いであることは間違いないんだけど、好き嫌いの話とは別次元で天津垓が気の毒になってきた・・・。
こんなクソとしか言いようがない描写でパンイチにさせられるし(でも甥っ子喜んでたよ・・・パンイチの場面「だけ」何度も見てたよ・・・。「ZAIAのパンツ履いてたね!」って言うから「マジで?気づかなかった!(でも見直す気はない)」ってな会話をしたんだけど、プレバンでパンツ売るんですかそうですか・・・)、レイドライザーを装着したA.I.M.Sの隊員を引き連れてアークを倒しにいってる隙に『ハッキング』で解任するための材料として「悪事の証拠」を集められるにしてもその悪事の量と質があのポストイットみたいなメモを判読するにただのドクズの所業だとかネタだとしても酷すぎるし、例のごとく変身解除でズタボロになって徒歩で逃げた挙句次回で主人公と友達になる?ってマジかよと。
どんな流れ、どんな会話や心情描写を経てそうなるのか見てみないとわかんないけどさ、これまでを見る限りその可能性はそれこそ1000%ないようにしか思えないわけで、いい意味での「急展開」になるとも思えない。天津垓というキャラクターも、それを演じる桜木くんも、ほんと気の毒。


或人と共にアークにボコられ飛電製作所に戻った不破さんが、手首に巻いた包帯を歯で切ったんだか縛ったんだかしたのが素敵でした。