『仮面ライダーゼロワン』第30話「やっぱりオレが社長で仮面ライダー」

一般人どころか飛電の平社員ですら「お仕事五番勝負」なるもので自分が勤務する会社の買収が決まることを知っていたのかすらわかりませんし、ZAIAが飛電の株式を大量に手にした云々とか言ってたんで「株式」という公的な材料を使ってZAIAが飛電を傘下に収めたというのならば「お仕事五番勝負」とはなんだったんだ?ということになるけれど、まあもうどうでもいいです。とにかく天津垓が飛電を我が物にしましたってことだけわかっていればそれでいいでしょ。

で、前々から言っていた通り、天津垓はヒューマギアの全回収=ヒューマギアの破棄を実行した(してる最中)みたいだけど、職員の大半がヒューマギアだった(ようにその時は見えた)病院とかどうなってんだろうね?。ヒューマギアは別に人間にはできない仕事をしていたわけではなく、人間の代わりにそれを行っていたわけだからヒューマギアの代わりに人間の医師であり看護師であり技術職員が働くことで病院の運営は変わらずに継続してますということならば、人間にあらゆる意味での無理を強いることなくそれが可能であるのならば「ヒューマギアが人間の雇用を奪う」という主張を裏付けることになってしまうと思うのだけど、それもまあどうでもいいや。

あとヒューマギアってリース契約だと思ってたんで不法投棄が問題になってるってことは買取扱いだったの?と驚いたんだけど、1000%社長が「ヒューマギア返却したら代わりにザイアスペックあげるよ」って言ってんのに社会問題になるほどヒューマギアが不法投棄されてるってことは、それだけ多くの人が「いやザイアスペックとかいらねーよ」と判断したってことだよね?とフフッとできたんでそれもそれでw。

ってか、イズを破壊すべくサウザーが放った攻撃を或人が身を挺して生身で受けた・・・けどヒューマギアのデータ(警備員ヒューマギアのマモルのデータ)が守ってくれました!は結構だけど、「全ヒューマギアのデータはココにある!」といって或人が見せたヒューマギアのデータって、あれ12体ぶんぐらいしかなくない?。背中にもあるとしたってせいぜいた30体ぶんぐらいだよねえ?。
となると、或人にとっての「全てのヒューマギア」ってのはやっぱこれまでに交流のあった「個」として認識できるヒューマギアってことなんだろうな・・・。だって一貫ニギローの回で暴走したヒューマギアの大群を見て「どれがニギローかわかんねえ!(ニギローだけを助けるつもり)」って言ってたもんね・・・。

で、その人間と同じで友達だと思ってるヒューマギアの命と言えるジョブキーをサウザーの攻撃を防御する「防弾チョッキ」として使うというね。なんかプログライズキーは強固な素材でできてるから大丈夫!みたいな感じだったけど、そうだとしてもだからといって盾扱いしちゃうんだ?的なね。

一方の天津もようやっと飛電を手に入れたかと思ったらゼロワンのシステムとかヒューマギア開発のノウハウだとか、一連の「権利」は全て或人個人にありました、なのでゼアにアクセスしてもデータはありませんって、一番肝心な権利関係のこと調べてなかったんかーい!それで「お仕事五番勝負です」とかイキってたんかーい!!だし、もう期待できるのは不破さんだけだよ。

・・・と言いたいところですが、不破さんもエイムズを辞めて「ZAIAをぶっ潰す」といいつつ、隊長として支給されてた装備を返却せずに無線泥棒するし、なによりZAIAをぶっ潰すための力がZAIAから貰ったものだってところがアレですよね・・・・・・。
入手方法は関係ない、俺が手にした力は俺のものだ、それが俺のルールだ!とか言うんでしょうけどなんかちょっと微妙w。