『魔進戦隊キラメイジャー』エピソード5「ショベローまかりとおる!」

ここまで十分に合格点!な回が続いてたので現実のことがどうしたって頭をよぎってしまうせいなのかはわからないけど、今回はちょっと微妙だったかなぁ・・・。

充瑠の力を認めてないわけじゃないんだけど、リーダーに相応しいのは為朝だと思ってるショベ爺(ってこの表記でいいんだよな?)がその「充瑠の力を利用して」「やってはいけないこと」をやってしまったというのに誰からも咎められないことと、ショベ爺の暴走を止めるために言ってしまえば「だました」こと。それから“ショベ爺(ってこの表記でいいんだよな?)に強く言えない為朝”のためにここまで重い過去話にする必要ってあります?というのがその理由。
あとまあ、この個性であり個人の希望を重んじる戦隊のなかで「リーダーはレッドキラメイストーンに選ばれた者がなる」という掟というか言い伝え?は「絶対」ってのも違和感あるかなぁと。

充瑠は別にリーダーになりたいわけじゃないよね?。マブシーナに「赤がリーダーになると決まってます」と言われたからってだけで、誰がリーダーだって構わない(というか、自分はリーダーの器ではないと思ってる)ように見える。一方為朝は「本音ではリーダーをやりたい」と思ってるわけで、なんでそこは黙ってマブシーナ(クリスタリア)の言うことに従うのかなぁ?とは思った。
これはこの回で終了ではなくこの先にもう一度「誰がリーダーに相応しいか話」をやるのかもしれないけど、そもそもマブシーナ(クリスタリア)が言う「リーダー」ってなんなの?ってところがはっきりしないからショベ爺のような不満が出るんだろうに、そこを流してショベ爺に充瑠の能力を誤解させ「ミッションコンプリート」って、それでいいのか?と。

ショベ爺と為朝の関係性、為朝が思ってた以上に精神的に大人であり(自分の役割を理解したうえで組織の活動を円滑にすべく本音を言わずに飲み込むってところはそれはそれでイマドキっぽいね)、リーダーでなくとも司令塔、参謀としてこの戦隊の要である、ということについてはよくわかったし、為朝とショベローというキャラクターの掘り下げとしては十分の内容ではありましたが(さいごのマブシーナに見せた「ないしょ」っての!あれにキャッ☆となってしまったわたしチョロすぎんだろw)、モヤモヤっとした感じはあるかなー。

本来であれば魔進化させるにはまだまだ早い地球産のキラメイストーンを結局魔進にしちゃったけど、キラメイストーンがなぜ地球にもあるのか?ってことも含めて時期尚早だというのに3体を魔進化してしまったことによるデメリットはちゃんと説明してくれるのだろうか。


ところで小夜さんと時雨さんが揃ってやってた「了解」ポーズなにあれ?あんなのこれまでやってましたっけ?。