『仮面ライダーゼロワン』第28話「オレのラップが世界を変える!」

前から、なんなら初回の腹筋崩壊太郎の時から思ってたけどさ、「その職業をヒューマギアにやらせる必要あります?」ってことなんだよね。
わざわざ人型ロボットに「黒人」の「ラッパー」をさせることで人間の生活がどれほど豊かになるというのだろうかと思うんだけど。

遊園地のスタッフとか配達員とか警備員とか、漫画家のアシスタントとか医者とか看護師とか大工とか消防士は、それが「人型」である必要性については横に置くとして、「人手不足の職業」であったり「特殊な知識と技能を必要とする専門職」としてそれに特化したロボットを使うってのは解るし、それが「人々の暮らしを豊かにする」と言われて全面的にとは言わずともある程度は納得できるんだけど、そうじゃない職業も結構あったわけで、だから「ヒューマギアが人間の雇用を奪う」という議員の主張にも一理あると思えてしまう。
饅頭賄賂受け取ってるクソ議員が「悪い人間」であることと、「雇用問題」はわけて考えるべきだよな。

とか思ってたら、人間の書いた原稿を「くだらない」って破ったところまでは(だからこんなヒューマギアなんのために造ったんだよ?とは思えど)流すとしても、その映像はフェイクニュースだと反論されてテーブルをぶん投げた挙句、ヒューマギアがゼツメライザーを「自分の意志で」装着しましたよ・・・。装着して変身して「人類は滅びるべし!!」と言うのが映像として流れてしまったわけで、これもう「ヒューマギアは暴走しません」は通用しないでしょ・・・。

ここから世論をひっくり返し民意を「ヒューマギア支持」に変えるのは不可能としか思えないけど、それでも飛電が勝ってお仕事五番勝負の総合成績も飛電の勝利で買収を阻止しましたってな話になるのだとして、或人(ゼロワン)がなにをしようがMCチェキラが何を言おうが『ヒューマギアが自らゼツメライザーを装着した』事実はなくならないよね。いくら垓にゼツメライザーを足元に滑らされたとはいえ赤くなってない状態でそれを拾って装着したのは紛れもなくチェキラ自身。そこ曖昧にするのは許されないよ。
逆に、五番勝負に負けてヒューマギア全面廃棄に舵が切られることになるのだとしても、視聴者目線としてももはや「ヒューマギアは人類の夢」という或人の主張になんの魅力も説得力も感じることができないもんで、そのまま廃棄でいいんじゃないかな?としか思えんしなー。


って、そんなことよりも不破さんですよ。


ショットライザーで変身するための人工知能搭載チップが埋め込まれてることを知らない不破さんは、知らないうちにハッキングされ黒フード姿になり滅の脱走を手引きしました。
そしてサウザーに戦いを挑むも劣勢となったところを迅に助けられるが、それは「アークの意志」によるものでした。


ああもう不破さんかわいそう・・・。
でも実験体とか超萌える・・・。

不破さんがこの現実にどう立ち向かい、そしてランペイジになるのか、そこはすっごく楽しみ。