『魔進戦隊キラメイジャー』エピソード11「時がクルリと」

ループものといえば、絶体絶命のなかでそのループからどう抜け出すか、どうやってループを断ち切るかってのが見所になるわけだけど、ループを仕掛けてる敵の「心を折る」という展開になるとはまったくもって想像ができなかったわー。
充瑠が「為くん」呼びしてるときと「為朝」呼びしてるときがあるのが鍵になるんだとばかり思ってましたw。
ていうか為朝の瞬殺攻撃をノリノリでアシストするショベ爺の「ケボーン!為朝!」ってwww。

しかしわたしこの手のゲームはまったくやらないのでこの「瞬殺され続ける」ことがどれほどのダメージになるのか想像できないんだけど、邪面師が「ヨドン軍を辞める」とすら言ってるってことは相当なんだろうな・・・と思った瞬間ガルザさんが・・・「ガルザひどっ・・・」。

そしてeゲーマー為朝の対戦相手が為朝に比べて見た目がいかにもなアレすぎてちょっとふくざつな気持ちになったものの、こいつの「呪い」のせいか!?→ループ脱出のヒントをくれる というだけでなく“本気の為朝”に完敗できたことで思い残すことなく親の跡を継げるというこの人の話としてもとても気持ちのいい着地をキメてくれて、瀬奈のライバルやヨドミヒメもそうだったけど、人間の闇というか悪感情を描きながらも最後はスッキリ気持ちよく終わってくれるところがキラメイジャーはほんとうにイイと思う。
キラメイジャーの手元に「リセットボタン」が残ったことが(残したことが)この先どんな役割を果たすのかちょっと不穏ではあるけども(押したらこの回、つまりシルバーが地球にやってくる前まで戻ってしまうんじゃ・・・?)。

リセットポイントがパンダで対戦したあとの髪引っこ抜きのところなんで、邪面師の心を折るべく瞬殺を繰り返す前に毎回この人ともバトルしてこのやりとりしてたのかなーとか思うと為くんほんといい奴だし、リセットボタン邪面の心が折れるまでに何十回何百回繰り返したのかわかんないけどリセットすることで体力はリセットされる(元に戻る)のだとしても意識としては繋がってるわけで、だから精神的疲労は相当あっただろうにそれでも戦い続ける根性もあるんだよね。今はeスポーツ界の第一人者でスターの為くんだけど、強くなるためにこれまでも、今でもずっと努力を続けているからこそ、この作戦を成功させることができたのだろう。
ていうかちょっとお!ちょっとちょっとおおおお!あのタイミングあの言い方で「ハッピーバースデイ、ヘリコ」とか言っちゃう為くんカッコよくない!??????
ショベ爺が為朝をリーダーにすべくショベロー軍団を作った回で本心ではリーダーになりたい気持ちがあることをマブシーナにだけこそっと言って「ナイショ」ってやった時も不意打ちすぎて「ひぃやあっん///」ってなった記憶があるけど、こういうのサラッとやるのやめてくれません!?ときめくから!!!。

そしてヘリコの誕生日を為朝が知ってるのは「ヘリコに恋してるから」とか言っちゃうマッハは基本的に恋愛脳なんだね・・・。



たぶん特撮オタクはみんなそう思っただろうけど、マブシーナ姫があまりいい感情を抱いていないらしきキラメイシルバーが次回ついに登場するようですが、「クリスタリア・宝路」って名前、これぜったい「ホージ」って読むよねえ?「たかみち」だなんて超違和感。