『仮面ライダーゼロワン』第32話「ワタシのプライド!夢のランウェイ」

ここ数話でヒューマギアに対して人間が恐怖感とか嫌悪感といった感情を抱いてること、ヒューマギアなど不要だという世間の空気みたいなものが描かれていたはずなのに、モデルヒューマギアは求められ、「デルモ」じゃないイズがヒューマギアモデルとしてショーにでても「かわいい!」と歓声が上がるってなんなの?若者は別にヒューマギアに対して悪感情を抱いたりしてませんよって話なの?と思ったら、このショーをきっかけ?に市民の悪感情が払しょくされたの?世論が変わったっての?「暴走を心配する必要はありません」って、え?マジで?なにを根拠に?。

なによりデルモはこれでいいの?他人に対する歓声を聞かされてそれで満足できるの?お前の夢ってそんなもんなの?。
「ヒューマギアがランウェイで歓声を浴びる」のが夢だとしても、そこはやっぱり「自分が歓声を浴びる」ことに意味があるんじゃないの?。

ってところで、それぞれのヒューマギアの本体はジョブキーに書き込まれてるデータなわけですよね?だったら足に攻撃を受け歩けない(歩行機能が失われた)ってことなら新しい素体を用意してキーを差し替えればいいだけよね?って話になるんだよね。そこにイズという存在があるわけじゃん。ここでイズの体を使ってこそ、使えるからこそのヒューマギアだと思うんだけど。

というか、モデル用のヒューマギアとして作られたものに「ランウェイを歩くことが夢」と言われても、それ仕事としてプログラムされたことだよね?としかわたしには思えないのでそれを「自我」といわれるとものすごく違和感なんだけど。

ていうか、これがいちばん違和感というか、心底気持ち悪くてたまんなかったんだけど、或人にとっては不破さんよりも不破さんの脳内にチップとして埋め込まれてる亡のほうが大事というか、優先されるんですね。わかってたってか今更っちゃ今更だけど苦しんでる不破さんそっちのけで「亡!」と呼びかける或人に真顔で引いたわ。そりゃ不破さんもキレますよね。

ていうか不破さんは気合で脳内チップの影響を克服したんじゃなかったのかよ・・・・・・。
変身アイテム奪われたらあっさり再支配されちゃうってなんなんだよもう・・・・・・。

でもまあ夢見ることに目覚めた亡が不破さんと意思疎通ができるようになるとして、脳内に宿したこういうタイプの女と共存・共闘する不破さんってのはそれはそれでちょっと興奮しますw。