『麒麟がくる』第4回「尾張潜入指令」

岡村さん菊丸と博己くん十兵衛のどっちが「兄者か」問題はどっちでもいいとしてw、薬草売りに化ける十兵衛のハチマキスタイルがくっそかわいくてやばい。なにがやばいって、そのハチマキスタイルで大勢に囲まれ素手で戦い逆関節をキメるとかわかりすぎてて土下座の勢い。初回の殺陣はアレだったけどこのシーンはめちゃめちゃ格好よかった。それがハチマキスタイルとか最高の極み。ほんとうにほんとうにありがとうございます!!!。
この先時代劇に出ることはあるだろうけどこういう扮装ってのは長谷川博己という役者のカラーとしてあまりないのではないかと思うわけで、大河の主役の有難みをひしひしと感じるわっ!!。

ていうか、十兵衛のピンチを救った投石、なんど見てもハチマキ十兵衛しか目に入らないので深く考えずに菊丸の仲間がやったんだと思ったんだけど、菊丸が分身して投げてたってMAJIDE!?うちのカーチャンが真顔でそう言ってたんですけどw。

まあこれで菊丸は誰に雇われているのかはさておき忍びのセンが強くなってきたけど(菊丸の三河からし松平家に仕える忍びで、とすれば菊丸は半蔵ってところじゃないかな。道中で石礫を投げて十兵衛を救ってくれた者たちは竹千代を守るべく尾張に潜んでて、その流れで菊丸と行動を共にしてる十兵衛を助けてくれたのだと)、「薬草を届けに来た者」に反撃されどこからともなくの投石でもって取り逃がしたとなると、東庵先生が無事で済まないのでは・・・?となるところだけど、蝮に借金の肩代わりをさせたぐらいなんで、なんだかんだで上手いこと乗り切るだろうという謎の安心感。
信秀だって蝮と同様に東庵を巧く使ったほうがメリットがあると考えるだろうってか、それぐらいの判断力はあって欲しい。もっと言えばいつそれを書いたんだ東庵先生?の手紙も、東庵をスパイとして送りこんできたことを利用しての偽情報だったらいいな。まあ水分取りまくってたり寝汗ぐっしょりってな様子からして病気であることは確かだろうけど。


この尾張潜入回は光秀の前半が謎だからこその創作話だったけど、十兵衛と竹千代、光秀と家康の出会いは殊の外よかった。籠に竹千代を隠した瞬間頭抱えそうになったけど、そのあとで理知的に竹千代を諭す十兵衛にうっとりしつつ(ここでなんとか刈谷に行かせてやりたいとか言う主人公でなくてよかった)(でも女ゴコロはわからないのよねw。ここはむしろそうでなくっちゃ!)、この出会いが、干し柿というアイテムが今後どう活かされるのか楽しみでなりません。
この非常に可愛らしいお顔の竹千代が成長すると風間俊介になるだなんて、さぞかしいろいろあったんだろうな・・・・・・という意味でも楽しみよw。


それはそうと十兵衛さん、前回義龍の前で瓢箪を一発で打ち抜いたのはまぐれだったんかーい!!w。まぐれであたっただけなのにあんな涼しい顔してたとかクソクソッw。
でも『鉄砲を撃つ練習をする十兵衛』は長谷川博己の手指の魅力が大爆発するナイスシチュエーションなので今後も練習を怠らないでいただきたい。
で、義龍が言うには「鉄砲には興味ない」ってな話だったのに、利政はそんなことはないしむしろしっかり興味持ってましたというこのすれ違いというか、見ているもの見えているものが違うこと、それが義龍が出ずとも確実に積み重なっていくところが面白い。