『麒麟がくる』第1回「光秀、西へ」

初回の感じからしてわたしこの1年でたぶん5万回ぐらい死ぬと思う。

オープニングの戦闘シーンで弓矢を構える十兵衛の凛々しさにギャヒーン!(死)となり、なるほどなるほどこういう路線ね!了解です!と思ってみてたら、お馬さんとともにお行儀よく殿が通りかかるのをまってるの可愛いいいいいっん!となり、悪いことしたからって後ろ向きで家に入ってお尻ぺんぺんされようとしててまたもや可愛いとなり、女の人に客引きされて断ってはいるんだけどちょっと後ろ髪ひかれてるっぽい顔するのにニヤニヤし、鋼太郎さん久秀に飲まされスイッチが入って殿の悪口を言いまくるもんであれあれ?ほんのちょっと前に凛々しく弓矢を放ってた人とはちょっと違うね?と思った直後に股間にダイブでコテンとなっててえ?そっち??(死)となり、久秀の悪い笑顔にああこれ有り金全部持っていかれちゃうやつだーやばいこの子ポンコツだー!となりかけるも鉄砲らしき物体があって、あれ?久秀悪いヤツじゃない?ちょっとサプライズ仕掛けてみたってやつ?と思うと同時に包みあけたら鉄砲でしたでヒャッホヒャッホすごい顔&勢いで飛び跳ねててなんだこのアホの子wwwとなり(所持金をすべてもってかれてたらいくらアホの子でもあんなウキウキで宿を出ないだろうし、なによりそのあとも旅を続けることなどできなかっただろうから、久秀は道山とのパイプとして十兵衛という男に価値を見出し今後のための投資として三か月待ちのところを適正価格で銃を手に入れてやったってことでいいんだよね?)、かと思えば燃え盛る家に飛び込むべく水を被る後ろ姿が素敵すぎ(死)で、無事子供を救出してちょっと疲れた顔で木材に腰かけてる姿が実に画になるカッコよさ(死)!!!、そんでもってのトドメが「私の手はそんなに大きくない」と言わせつつの手指のアップ。俺は長谷川博己の手が大大大大好物なんじゃー!!。

ってな感じでこれがこの先1年続くとかまじめに命の危険を感じる。初回から長谷川博己吉田鋼太郎がガッツリ芝居でぶつかりあってるとか血圧やばいわ。チャオ東と中神さんが明智光秀松永久秀だぜ?。
大河の主演ってすごいことなんですね。わたしの処理能力が初回にしてすでにアップアップ。
初出演ってわけじゃないし、朝ドラだって経験したのに、大河の主演となるとこんなにもハードなんだな。批判も浴びるだろうし(博己くんの殺陣がわりと酷かったことは認める)、そういう意味でも気持ちを強くもたねば。いやわたしただの視聴者ですけども。


僧兵のやってることや人身売買の事実を見知ったことを始めこの先の展開についてのヒントになりそうな描写がけっこうあったし、あとまあ物議を醸してる衣装の色味(というより画面全体の彩度だよね。明るすぎて空の色や草木の色が「日本の色」じゃないもん)とか、このテンションならなんでわざわざえびぞうさんをナレにした?とか思うところはあるけど、それはおいおい。中身についてはマジでまだぜんぜん気が回らない。
でもこれだけは言っておく。わんこは出来る限り通りすがらせる方向でよろしく!。

ってなわけで、いよいよ長谷川博己主演の大河がはじまっちゃったよ!このめちゃめちゃカッコいいOPを毎週見られるとか幸せすぎるっ!!。