『仮面ライダージオウ』第46話「2019:オペレーション・ウォズ」

そもそもスウォルツが可能性の世界を造って蘇らせた存在であるわけだし、やっと死ねたと思ったのにといいつつ現れ「俺だけを蘇らせた世界を消すことができた。これで仲間の元へ行ける」と言って笑って消えたエターナルは『世界の一つや二つ、永遠に破壊できる』ってんでゲイツを取り戻す力になったことだしお疲れさまでしたってことでいいとして(だってわたしこんな爽やかにサムズアップする大道克己とか知らないもん。誰よコイツ)、仮面ライダーアクアは映画に登場してた正規のライダーってことでいいんですよね?。それがなにやらガチで死んでしまったみたいだけど、このひと一体何しにやってきたの・・・・・・?いやマジで。ツクヨミ改めアルピノを元居た世界に戻すために来たらしいけど、「なぜそれを湊ミハルが担うのか」わたしはそれがまっっったくわかんないんですけど。

死んでしまったミハルはそれを説明することができないけど(映像データを残してるとかミハルに語らせる「方法」はあるけどミハルがそんなものを残しておく「理由」はないだろうから)、この作品には門矢士がいるわけで、そんなときこそ士くんに教えてもらえばいいでしょうが、たぶん・・・劇中の誰も「なぜ湊ミハルがこの世界にやってきたのか」「なぜツクヨミの本名を知っているのか」については疑問に思ってないですよね。誰もその説明を必要としてないですよね。・・・仮面ライダーアクアとはなんだったのかと・・・・・・・・・。

で、そもそも自分に「お前には王となり、世界を破滅から救う使命がある」と告げた「黒ずくめの男」がスウォルツであったことをついに悟ったソウゴに対し、スウォルツはこう言いました。
「俺はずっとお前を見守り続けてきた。そしてお前は王の名に相応しいだけの成長を遂げた。ライダーの力はお前のもとに集まった。今度はそれを俺が貰う。この俺が王となるためにな・・・!」と。
つまり、わざわざそれぞれ違う世界から連れてきた子供二人にタイムジャッカーを名乗らせアナザーライダーを作りそれを倒すために常盤ソウゴに仮面ライダーの力をウォッチとして集めさせてたのは「自分が王になるため」というなんの捻りもない、ドストレートな野望のためであることが判明したわけですが、それはいいとして、

「俺の野望を阻止したければ俺を倒すことだ」

うん、わかる。

「俺を倒せば俺の時間軸が消えツクヨミも消える」

え?どういうこと??。

そんでもって

「常盤ソウゴ。お前に残された道は三つ。ツクヨミを取るか、己を取るか、それとも・・・オーマジオウとなる道を取るかだ」

って、まったくもって理解ができない。

まずスウォルツを倒すと「俺の時間軸が消える」ってのはなんとなくわかるような気がするとして、それにより「ツクヨミも消える」ってのがわからん。スウォルツとツクヨミは時を司る王族らしいんで、二人が元居た世界は文字通り「王」がその世界の時間軸そのものなのだ・・・とか、そんな感じなのかなーとか考えるけど、でもスウォルツ王じゃないのよね。後継者指名されたのはツクヨミで、追放されても「王」の資格があるのはツクヨミで、だからその力を奪ったと、つまり現在はスウォルツが「王」であるがゆえに自分を倒すとツクヨミも消えるってなこと?。だとしたらお前さっさと元居た世界に戻れよって話。

そんで己を取る(スウォルツを倒す)かツクヨミを取る(スウォルツに力を奪われる)の二択ならわかります。そこにオーマジオウが加わるとたちまち意味がわからなくなるんだよ。スウォルツが奪おうとしてるソウゴの力ってのはつまりオーマジオウになるための力なんじゃないの?。


何かを得るには何かを捨てなきゃって言うし、ツクヨミのことは諦めてスウォルツを倒して、「この時代で生きていきたいんだ。お前を一緒に新しい未来を作っていきたいんだ」と言うゲイツとよりよい未来を作っていこうってことでいいんじゃないかとわたしは思うよ。かなり本気で。