『仮面ライダージオウ』第44話「2019:アクアのよびごえ」

友達いないと言い切ってたぐらいだから下校の道中を同じくしただけのクラスメイトは友達なんかじゃないのでしょうが、テレビのニュースで行方不明であると報じられた人物が「あいつだ」と思いはすれども一切心配することなどなく「神隠しってなに?」と聞くソウゴまじ魔王。それがスウォルツの仕業じゃないかとゲイツは推測しているのに元クラスメイトのために自分が出来ることはないかとか全く考えませんからね。「俺の民を傷つけたことは許さないけど」とか言っておきながら行方不明の元クラスメイトは放置とか、オーマジオウとか関係なくそもそもの人間性が魔王だよねこのひと。
士くんが言うようにツクヨミ(とスウォルツ)がソウゴのいるこの時間軸に居るから時空のゆがみが出来ているんだろうし、アクアが言うようにゲイツツクヨミがソウゴの時間軸(過去)にやってきたからソウゴがオーマジオウになるのが確定してしまうのだとしたら、それぞれが元の時間軸に戻ることにより現在なり未来なりが変わるのかもしれないけど、ソウゴがまともな人間にならないことは確実だと思う。


さんざんっぱら(劇中としては)各ライダーの歴史を変え(視聴者感情としては)思い出を滅茶苦茶にしてくれてるもんでもはや誰が元の世界に戻ろうがそれによりなにがど変わろうがどうでもいってか、「歴史を変えちゃいけない」とか今更過ぎて臍が茶を沸かすわ(って表現初めて使った。なぜかこの表現が浮かんだ)。
つーかアクアって2050年とかそのあたりのライダーだよね?そんでツクヨミゲイツは2060年とかそれぐらいから来たんじゃなかったでしたっけ?。その時点で10年程度の「差」があるし、アクアの話を聞くにレジスタンスとしてのツクヨミではなく時を司る一族のツクヨミを迎えに来たっぽいよねぇ?。
アクアはオーマジオウが支配するゲイツの時間軸にスウォルツによって放逐されたツクヨミの「本名」を知っている。そしてソウゴが変身したジオウを見て「あれがジオウ!?歴史変わりすぎだろ」とか言ってたってことは、アクアは「ジオウ」なんし「オーマジオウ」を見たことがあるのだろうけど、ゲイツやウォズは仮面ライダーアクアの存在を知らなかった。「明日のパンツ」を所持してるアクアは一体どの時間軸に存在していたアクアでどの時点でこの物語に介入したことになるのだろうか。

とか書いてはみたもののもはやどうでもいい。
スウォルツさん「俺の手に入れた力を見せてやろう」とアナザーディケイドになって映画版ライダー召喚してたけど(カーテンは「ディケイド」の力ではなく「門矢士」の力だと思っているので、あ、使っちゃうんですね・・・となりましたが気にしない。気にしないったら気にしない)、そんでグランドジオウ(とゲイツリバイブ)圧倒されてたけど、グランドジオウもアナザー電王にやったみたいに歴代ライダー召喚して総攻撃すればいいじゃん、それしないならグランドジオウになる意味なくない?って話だし、ていうかアナザーディケイドとはいえアナザーライダーならジオウⅡで倒せんじゃないの?ってな話だし、こっちもどうでもいいしなー。


力を奪われてしまった士くんがどうなってしまうのかと心配していましたが、力を奪われたことなど「大した問題じゃない」そうで、やっぱり士くんは士くんだわっ!。「お前は俺と同じだ」とか言われるツクヨミにキイイイイイイイイッ!ってなりそうになったしw(いやだって雨のなか傘さす士くんカッコよかったんですものー)。