『仮面ライダージオウ』第45話「2019:エターナル・パーティ」

タイムジャッカーとは何なのか、スウォルツが具体的にどんな目的・意図でもってオーラとウールに力を与えタイムジャッカーなどと名乗っていたのか、それすらよくわかってないというのにここでウールがオーラに殺される(どちらか一人しか生き残れない?)とか物語的になんの意味があるの?としか思えません。ここでウールが死ぬことに「衝撃」(というほどでもないのがまた・・・)を与える以外の目的があるようにはわたしには思えない。ソウゴが結構なお怒りようだったけど、時間を戻してなかったことにできる(やり直せる)力持ってんだからそれ使えばいいじゃん?ってなもんでしょうよ。
ていうか開始当初からずっと出続けてるキャラの死に主人公が怒り嘆くのはあたりまえと言っていいと思うのですが、そこで回想ひとつ流れないってすごいよな・・・。だって流すような絡み(回想)ないんだもんな・・・。

あと衝撃と言えば白ウォズの再登場か。
スウォルツがアナザーワールドから呼び出したみたいだけど、映画版ライダーを呼び出せるのはなんとなーくだけど「そういうもの」としてスルーできるんだけど白ウォズってそういう存在(それらと一緒にしていい存在)なの?。映画版ライダーは映画の中で実在した存在だけど、白ウォズって「ゲイツが救世主になる世界のウォズ」ってことだよね?。でもゲイツが救世主になる未来は無くなったから白ウォズの存在もまた「無くなった」んじゃないの?。実在したけど倒された(死んだ)ものを『勝利した』という異なる結末世界を造ることによって呼び出すのはわかるんだけど、それを白ウォズに適用していいのかな?と思うような。まースウォルツが造り出す世界なんで『なんでもアリ!』と言われたらそれまでなんだけど。
ていうか、スウォルツがちまちま人間を襲ってるのって、その人間の「望む世界」=アナザーワールドを造って閉じ込めることによりダークライダーを召喚することができるってことでいいの?。今回で言えばソウゴの知り合いのゲーマーのアナザーワールド=「エターナルが勝利した世界」となるのだと。そうだとして、アナザーワールド造りの元になる人間がソウゴの知り合いで「なければならない」理由はないと思うんで、そこはスウォルツのサービス的なやつなのかな。


あと残り4話?か5話なんだよね・・・。今回なんて「オーマジオウ」って単語出た?って感じだし、スウォルツがなんかやってる一方でオーラは完全に悪に堕ちたし、アクアとエターナルまだ出るみたいだし、それなのにここへきてゲイツアナザーワールドで救世主になる?なんて話になるとかクライマックス感皆無なんだけど、それはさておき力を奪ったスウォルツ相手に「俺の力ってのは俺の存在そのものだ」と言ってのける士くんハイパーカッコよすぎるッッッ!!!仮面ライダーとしての力がなくても世界の破壊者であることには変わりないってか!タマランスマッシュ!!と思ったら「お前と一緒に新しい未来を創っていきたいんだ!」ってゲイツおまえ・・・・・・(これはさすがに腐脳を発動せざるを得ない)。