『仮面ライダージオウ』第27話「すべてのはじまり2009」

スウォルツがツクヨミと初めてあったのは2009年の事故の時・・・と回想してたけど、とりあえず事故はツクヨミのせいじゃない(ツクヨミはソウゴを狙ったわけじゃなかった)ことがわかった。
そして2000年生まれの子供のなかに「王の候補者」がいるらしく、その選別を目的として事故を起こした・・・ということのようですが(そういうことならアナザーライダー全員2000年生まれにすればよかったのに)、この時点でスウォルツは「未来からやってくる人物がいる」ことを知っていた(予想してた)っぽいよね。自分が2009年のこの日この場所に居ることの結果、未来から誰かがやってきて、そして事故が起きることは「決まっている」ことなのだと。よくわかんないけどそんな感じ?。

それはさておき『そのためにスウォルツは「イチゴ狩りツアー」を企画した』ことだけは覚えておきたい。子供を集めるならば他にいくらでも、というかもっと強力な釣り餌がありそうなもんなのに、スウォルツが選んだのは「イチゴ狩り」。この事実はしっかりと胸に刻んでおかねばならない気がする。

で、士くん。スウォルツの仕掛けでブレーキ効かなくなって普通に驚いてたっぽいけど、ツクヨミの存在はスウォルツの計画に含まれているとして、士くんはどうなのか。現時点ではなんのために運転手やってたのかまったくわからない士くんはこれオーロラで運転手席部分だけ転送するかなんかして自分とツクヨミだけはなんとか無事で済んだのかと思いきや、子供たちはバスの中からソウゴが夢の中でダイマジーンによる破壊を目撃した場所=オーマの日に飛ばされて両親を探し求めて泣いてて、それをツクヨミがすぐ確認することができたってことはオーロラは士くんとツクヨミだけでなく乗客の子供だけを助けることができたってことなのかな。でもスウォルツは「王の候補者」を選抜するためにイチゴ狩りを開催したわけだから、子供たちを助けたのは士くんではなくスウォルツと考えるのが筋か。あの球状で空中に消えてったのがソレだと。となるとますます士くんはなんのために運転手やってたのか?ということになるけど。

誰の力によって助かったにせよ、本来の事故ではソウゴと飛流しか助からなかったはずが(それが士くんの介入のせいにせよ無関係にせよ)恐らく乗客の子供は全員助かったのではないかと予想しますが、それによりジオウとアナザージオウに何がしかの影響・変化があるのか、それとも何かが起きて結局ソウゴと飛流しか助からないのか。

ていうかそのことと2019年で白ウォズの力を奪って黒ウォズが仮面ライダーウォズになったことって繋がってんのかと。ジオウⅡとアナザージオウの力関係がイコールで、ジオウⅡを上回るのがゲイツリバイブなわけだよね。そのゲイツリバイブの攻撃を生身で受けても死なないウォズは人間なのか?って疑問はそれとして、ゲイツが「これまで僕に勝ったことがない」としても仮面ライダーウォズとゲイツリバイブの間にはどうにもならない力量差があるだろうに、変身したからってウォズがゲイツリバイブをどうこうできるはずないだろとしか思えないけど、とりあえず黒ウォズにゲイツを足止めしてもらって、アナザージオウはアナザーライダー引き連れて常盤ソウゴを迎え撃つつもりで、そのアナザーライダーたちはスウォルツが助けたことで現在まで生きてるバスの乗客の子供たちとか?。

それは次回を待つとして、だって「仮面ライダーだからね」と言われたら納得できるわたしではありますが、ソウゴの過去が明らかになりつつあるなか順一郎さんがソウゴを初めて「叱る」のを聞き(突然両親を亡くした子供を引き取ったはいいけどどう接したらいいのかわからないという気持ちはわかる気がするけど、だから今まで一度も叱ることが出来なかった(叱ることをしてこなかった)と聞いて、ああ・・・ソウゴの性格にどう見ても問題があるのは順一郎さんの育て方に理由があったんだなと思わざるを得ない。全部が全部そのせいというわけではないにせよ、責任の一端はあるよねと)、この流れでゲイツに会うためにバイクを駆るソウゴがものすっごい違和感だった・・・。この子こんな性格&こんな生育事情でバイクの免許取ったんか・・・って。バイクに乗らないと仮面ライダーなのにバイクに乗らないなんて!と言う人結構いるけど、今更だけどソウゴに関してはむしろバイクに乗れるほうが違和感じゃない?。

鼻血の次は耳から出血してるとか、まだ2.3回しかリバイブになってないのにゲイツくんもうボロボロじゃないか・・・。しかも誤解が元での覚悟で身を削って戦ってるとか哀れすぎんだけど、なんかこれ・・・オーマジオウはソウゴじゃなかった!ってな展開になりそうな気配なんだけど、だとしたらゲイツの覚悟ってなんのためのものだったの・・・?って話になりそうで、でも吐血する(に違いない)ゲイツはすごく楽しみなの・・・。