『仮面ライダージオウ』第24話「ベスト・フレンド2121」

すげえな・・・初めて3ライダーが並び立ち「変身」をキメたというのに全然燃えない・・・・・・。
流れ的に燃えるようなものではないんで燃えなくていいんだろうけど、こういう形で「初めての同時変身」を使う・・・・・・・・・センス?がわたしはあんまり好きじゃないです。

で、ジオウⅡの力ってのは「未来予知」ではなく『未来を創造する力』なのではないか!?とツクヨミゲイツがザワザワしてるけど、白ウォズですら知らなかった今回のキカイが「ソレ」であるとして、アナザーキカイが生まれたのはなぜなんだ?。あの木でできた生命体みたいなやつ、あれもまたソウゴが「望んで創った未来」の一部だとか?だとしたらなんで?なんでソウゴはアナザーライダーを生み出すことを望んだの?。

ていうか、わたしは前回(キカイ編の前半)仮面ライダーキカイの世界はオーマジオウが支配する未来よりひどい状態に見えるけどオーマジオウに支配される世界よりももっとひどい世界を用意することにどんな意味があるのかと思ったわけですが、その世界も「ソウゴが思った未来」だとしたら、それちょっとどうなの・・・?。

しかもその世界の中にヒューマノイズでありながら人間の味方をする「仮面ライダーキカイ」としてレントという男を創り、それはかつての自分にとって唯一の友達だったロボットが元であり、その男に「BFF」=ベスト・フレンド・フォーエバーだと言ってもらう(もらいたいと願った)って、闇が深いなんて表現じゃ追い付かないヤバさだと思うんだけど・・・・・・。

ていうか、このままオーマジオウが誕生することによって仮面ライダーはいなくなるわけで、未来のライダーであるシノビやクイズは単純に「別の世界線」で活動しているライダーなのだと思ってきたけど、これもまたソウゴの能力によって創り出された仮面ライダーであるならば、その力を使ってゲイツがオーマジオウ=自分を「倒す」未来もまたソウゴが望んで創る未来ということになるんじゃないかと思うわけで、そこまでいくとわたしは一体「何」を見せられているのだろうかと。ていうか白ウォズはなぜミライドウォッチ3つでゲイツリバイブができることを知っているのか。そこにも、白ウォズの存在それ自体にもソウゴの「意志」が反映されているのだとしたら、なにもかもがソウゴの思うがままかよって、マジでちょっと・・・あまりにも恐ろしすぎて・・・・・・。

「WILL BE THE BFF」と「WILL BE THE KING」というパスワード(初期化コード)。
前者はソウゴの夢のなかにいる(ソウゴが創った)レントにしか通用しない文字列であるってのは納得だけど、アナザーキカイに対しては後者だったのはなぜなんだろう。どちらも元はソウゴにあるわけだからBFFとKINGという単語が使われていることは納得だけど、(ソウゴが生み出したのだとしたら)アナザーキカイになぜ「KING」なのか。ていうかアナザーキカイにパスワード入れたらウォッチが出来るとか仕組みがわからんし、オーラが入力したらアナザーウォッチができてゲイツが入力したらミライドウォッチができる理由がわたしにはまったくもってわからないのだけれど、それはさておき仮面ライダーキカイの話はパスワードを入れ初期化されたことでレントが正気(?)に戻った!で終わりでいいのか?。また同じように強制的に受信させられ暴走すると思うんだけど、そのたびに初期化コードを入力すれば大丈夫!ってことなの?そもそも「ソウゴの夢の中の話」であるわけだから『BFF』さえ有効ならそれでいいのだと?。現実にキカイのミライドウォッチが生成されゲイツリバイブが生まれてるのに?。
・・・役者のみなさまはちゃんと理解して演じてんのかなコレ・・・・・・。


おじさんが語るソウゴの話があったわけだし、なんと言っても子供向けのヒーロー番組であることだし、ゲイツツクヨミと仲直りできるから「ベスト・フレンド」というタイトルなのだと思ったのに、結局ソウゴは「ロボットだけが友達」だったあの頃と同じく孤独である・・・・・・かぁ。しかもなまじ「友達」がいる楽しさを知ってしまったがために、今のソウゴが感じているであろう孤独はかつてのそれよりもずっとずっと大きいものなのだろう。ゆえの「魔王」なのだろうか。
で、ツクヨミに続きオーラも信用ならない女だったかー。でもこの展開は嫌いじゃないわよ!。