真実がどうあれ大事な家族を失った現実に向き合うだけで精一杯だという“遺族としての”気持ちはわからんでもないし、秋保先生に「科学者として失格だけど」という自覚があるようなのでなんとも言えないところではありますが、でもこれだけ黒川の依頼で実験を行うことで「冤罪」の証明に繋がる事実を見出し続けた秋保先生が「真実なんてどうでもいい」なんて思ってるはずないと思うのよね。「お前と俺とは決定的に立場が違う」という秋保先生言葉は確かにそうだろうけど、それでも秋保先生と黒川が違うものを見ているとは思えない。だから最終回の見せ場は黒川と袂を分かったと見せかけて・・・実はそうじゃなかった秋保先生!!!!!であるに違いない。
裁判所の前で自分の横を素通りした、その先にいた父親とともに自分に一瞥もくれず立ち去った秋保先生の「真意」を知る瞬間の黒川先生はさぞかし可愛かろう・・・!楽しみだなあ!(あれ?わたし坂口健太郎は好みじゃないはずなのに、あれれ?)。