『騎士竜戦隊リュウソウジャー』第1話「ケボーン!竜装者(リュウソウジャー)」

マスター初回でお亡くなりになるんかい!!!!!
今回はほぼほぼ事前情報を入れずに初回を見たもんで(マスターポジションでこの三人が出るということも4週SPで知ったぐらいの状態)、レッドを指導するだけかと思ったらWレッドとして変身するきっくんにワーキャー言ってたわたし1話が終わる頃にはどんよりでした・・・・・・。初回からEDでダンス踊る気分じゃない・・・・・・・・・。

ていうか、マスターの死を乗り越える(マスターの遺志を胸に立ち上がる)ところから物語が始まるのだとしても、初回から赤オンリーでロボ戦やるってどういうことよ。マスターきっくんが死んだあとコウが持ってるリュウソウルが光り、マスターのソウルが宿ったんだなと、だから神殿が壊れたというのにリュウソウジャーになることができたんだなってことは分かったけど、であれば青と桃の手の中でも同じことが起こらなきゃダメでしょ。起こったってわかるでしょ?じゃなくてそれを見せなきゃダメでしょ。戦隊だよ?初回だよ?なんでこの脚本にOKが出たのか謎すぎる。

そもそもさ、マスターたちはコウたちにリュウソウジャーを“受け継がせた”わけだよね?。でも同時に変身できるんだ?それも同じスーツで?。
それが神殿パワーを理由とするならば、長老が「戦えるのはお前たちしかいない」と言ったのは資格的な理由ではなく単純に戦える世代、つまり若者がこの三人しかいないってことなの?。だとしたらなにその夢のない設定・・・。
これ、あとは最終試験を残すのみでそれに合格すればリュウソウジャーを受け継がせるってな段階のところへドルイドンが現れ、マスターたちは応戦するもまだ変身できないコウたちを庇って重傷を負い、お前たちがリュウソウジャーになるんだと、里を守れるのはお前たちしかいないんだと言われその気になったコウたちのソウルにリュウソウルが反応し、それを見たきっくんが「合格だ」と言って死んで、三人が初変身し、それに応えて騎士竜が復活ってんでよかったのに。前前作は多人数&異種族戦隊、前作はVS戦隊という大冒険をしたわけだから今作はそれぐらいのド王道でもよかったと思う。

てかこれからリュウソウジャーとして里を守っていきますってなってから「ドルイドンってなんですか?」と聞くってことは、少なくともコウはそれまで「ドルイドン」という存在について何も知らなかったってことになるよね。え?じゃあリュウソウジャーになってなにするつもりだったの?「何」から神殿と里を守るつもりだったの?って話じゃない?。
これじゃあコウはなんのためにリュウソウジャーになるのか、リュウソウジャーがなんのために存在しているのかわかってない(知ろうともしない)ヤツだと思えてしまうし、それで「限界は超えるためにある!!」とか(初回から)言われても・・・って話よ。メルトとアスナに至っては「映ってただけ」だし、いくらこれからじっくり描いていきますってなことだとしても初回でこれほどまでにキャラクターに魅力を感じないどころか何の印象も持てない作品はいままでなかったように思うわけで、一気に不安になってしまった・・・。
ういとかいう吹越さんの娘役はユーチューバーという設定の時点で好みじゃない感バリバリなうえに声がうるさい・・・悲鳴が耳障りなのは結構致命的・・・(てかこれ、『山梨県』という具体的な地名を出したうえに一般人が普通に入りこめてるようにしか見えなかったけど、それこそアマゾンの奥地じゃないんだから一般人と交流を持たないとか無理だろってなもんで(だって普通に携帯の電波入ってたよ?)、だから結界的なものが張られていたのだろうと解釈してるんだけど、そういうことならういがそれを“破った(破ることができた)”ことをしっかり見せておくべきだよね。2話でそれがあるといいんだけど)。

でもロボ戦(の相手が怪獣であること)含めバトルシーンは非常に良いです。スケール感がありながらロボとは思えぬ敏捷性とか最高すぎだし、Wレッドが敵を斬って△に爆発するのとかめちゃめちゃカッコよかったし!。メインが上堀内監督だってんでアクション方面は期待しかないんで(まぁ・・・変身シーンのちっちゃいのが踊ってるやつはなにが起きたのかと思いましたがw)、ドラマパートのスイッチを早いとこ入れてもらいたい。