『Heaven?~ご苦楽レストラン~』第2話

話自体はオチまで含めて面白いというわけではないけど悪くもないって感じだったけど、塩分の演出、心底つまんなかったよね・・・。

今回は段田さんのシェフがメインで次回は福士くんの母親が出てくるらしいので、お当番回方式でそれぞれの過去だったり事情だったりを掘り下げていく構成になるのでしょうが、演出が合わない(と判断していいと思う)うえに過去も事情も「気になる」人がひとりもいないので、これはもう潔くリタイアするのが正解かな。段田さんでダメなものは勝村さんでも一徳でもダメだろうし。

ていうか気になる気にならないで言えばコックの二人がほぼほぼ蚊帳の外扱いであることが気になるというか気の毒でなりません。コックだって共に店で働く同僚でしょ?。シェフにくっついてこの店に来たんだとしてもシェフが個人的に雇っているわけはなく正式に店の従業員として働いてんだよね?。であればライバル店への偵察に連れて行ってもらえなかったことはともかく団体客の料理を作り終えたら「疲れただろうから帰ってもらった」ってなにそれ。キッチンの片付けもせずに帰すほうも帰すほうだけど(オーナーは残り食材を食いまくるという目的があったわけだけど)帰るほうも帰るほうよね。こんな扱いにするぐらいならシェフ一人でいいじゃん。一人で料理をすべて作れるはずがないとは思うけど、コック二人があからさまにハブにされてる不自然さに比べたらシェフ一人のほうがまだマシだわ。

あともはや「立地条件の悪さ」どうでもよくなってるよね。ビラ撒き効果でプロレス帰りや落語サークル帰りの客が来てたけど、たとえプロレス会場や落語サークル会場がこの店のある駅周辺にあるんだとしてもプロレスファンがフレンチ食べるために、老人がフレンチ食べるために、駅から徒歩15分だか20分だかそんな離れたところの店にわざわざ行かないでしょ。ミッドナイトランチは結構だけど、「ミッドナイト」に墓場と葬儀場の隣にある店に食事をしに行くもの好きがどれほどいるのか?ってな話。

おそらく原作がそうなのでしょうが、ドラマが面白ければ「ドラマだからね」で済むこともそうでなければおかしな描写としか思えず、そういうのって積み重なっていくもんなのでだからもうリタイアするかー。