『俺のスカート、どこ行った?』第8話

学祭のお化け屋敷(ってレベルじゃなさすぎるw。途中で階段を上らなきゃならないお化け屋敷ってどんなスケールだよw)でゴールまで行けず膝を抱えて泣く田中先生キモ可愛い。
てっきり佐川先生と「二人で」入ることが目的なのだと(無事ゴールできて告白したら成功するという伝説があるから)思ってたのに、怖さが勝って庄司先生を呼ぶとかヘタレにもほどがあるw。

そしてもともとこんな感じの「リーダー格」だったってなことだとしても明智キャラ変わりすぎだろ!となるところを「明智子」でワンクッション入れるところがズル上手いw。普通下の名前を女子っぽくするもんだろうに「明智子」ってなんだよw。


家庭の事情で不登校になりかけてた光岡が、カンニング騒動を乗り越えて学校に来るようになったのはいいけど女子とばかりつるんでるのはなんでだろうと、以前はクラスのなかでも中心にいるほうって言ってたからもともと女子人気が高い設定なのかな?(顔可愛いし)と思った覚えがあるけど、光岡にとってそれが自然なことだったからなのか。なるほど納得。
(しかし女子を差し置いて若林がメインを2回やったのはジャニだからってことで理解したのに光岡も2回って、学園ドラマにしちゃ珍しい構成だよな)

光岡に告白しようとしてた女子が「女の子になりたい」と言われてしまって泣いてたけど、そのあと光岡が女子の制服姿で「これからこの格好で学校に来る」宣言したときは笑顔でそれを聞いてあげていて、きっと内心はぐちゃぐちゃだと思うけどそれでもこういう態度をとれるこの子はいい奴なんだろうなと、この子なら光岡とこの先も友達でいるだろうと、いつか「あの時実は告白しようとしてたんだよね」と笑って話せる日が来るといいなと思う。
母一人で子供を育ててる母親と小さい弟妹たちが周囲の目を含め「お兄ちゃんがお姉ちゃんになる」ことにどんな反応を示すかやや心配ではあるけれど、光岡にはのぶおという超絶頼れる先輩がいるしまあ大丈夫だろう。

と思ったのにのぶおが「余命宣告受けたけど、その余命はとうに過ぎてます」とか言い出してテンション下がったわ・・・・・。どいつもこいつも余命宣告されたからって学校で暴れるなよと・・・・・・。
当初からそれを匂わせる描写はちょいちょいあったもののさすがに余命期間終了してるけどまだ生きてますってことだったのにはちょっとびっくりだけど、卒業式まで死ぬ死ぬ詐欺じゃないけど生徒たちとの「賭け」で引っ張った挙句、死んでしまった・・・と見せかけてそのあともしぶとく生き続けるのぶおでお願いしたい。娘のウェディングドレス姿を見るどころか孫抱きながら「あら私いつまで生きるの?」ってんでいいじゃん。わたしはいいよ。

で、のぶおの話を聞いて矢野先生は問題動画のアップを思いとどまるのかと思いきやそうはならず、結局動画は世に放たれてしまってさあどうなる?で次回に続くようですが、余命僅かどころか余命過ぎてる人間に鞭打つようなことをする理由ってないと思うのよね。酷い言い方だけど文字通り「いつ死んでもおかしくない」人間を甚振ることに意味があるとは思えないもん。だから矢野先生の動機は「のぶおに対する悪意」ではないだろう。となると考えられる「目的」は、のぶおを教師として雇った人間の責任問題にすること、つまり校長を辞任させることかな。だとしたらありきたりでつまらない理由すぎるからもっとサイコな理由であってほしいけど(演じるのが小市さんだから)、繰り返すけどでもそれはのぶお個人に対するものではないだろう、そうあってほしいので、ちょっとしたジレンマ。