『いだてん~東京オリムピック噺~』第15回「あゝ結婚」

ああよかった、重行さんが亡くなったことがちゃんと劇中で「語られ」て。
でも水浴びして「ぴやああああああああ!」と叫ぶ四三とスヤさんのあらゆる意味でのお似合いっぷりが切ない・・・。晩年まで二人で仲良く水浴びしてたとか聞くと「自分は胃弱だから丈夫な嫁を貰った」と言う重行さんを思い出して切なくなってしまうの・・・。母親は「欲しいのはスヤ」と明言してるしさ・・・。

重行さんが亡くなったのは四三がストックホルムに行ってる頃だと言ってたけど、てことは鯛持って金栗家へ出向いた後ってことだよね?。借金を申し込む実次を連れてやってきたスヤさんを迎えたときの重行さんは元気そうだったし、金栗家へやってきたときもそこまで体調が悪いようには見えなかったのに、そのあとスヤが語る「四三さん」の話を聞いてるときはあからさまに弱ってて、そしてそのあと死んでしまった・・・ってことだとしたら、金栗家へ行ったことが体調悪化の直接の原因なのではないかと考えてしまうのはわたしが重行さん寄りだからでしょうか。
いくら熱中症でゴールまで走り切れなかったからといって、あんな(現代の感覚からすれば)無茶な練習を続けても大丈夫な人間がいる一方で、生まれつき身体が弱くて母親を広い家に一人残してこの世を去らねばならない人もいて、それは仕方のないことだけど、だとしても重行さんのことを思うとオリンピックのことしか考えていない四三に今回ばかりは腹が立つ。
ていうか結婚したこと美川くんに話すシーンないのかよ!美川くんスヤさんのこと知ってるよね!?。


落語パートのほうは時生が加わってより一層画面の「濃さ」が増したなという印象ですがw、それはそうとあの眼鏡君が若かりし頃のサダヲ(田畑政治)だそうで、それナレで言った?。わたし全然気づかなかった(思い至らなかった)んだけど、こういうことこそナレで教えて欲しいんですけど。