『トレース~科捜研の男~』第3話

両親の離婚(不仲)を阻止するために偽装自殺を企む女子小学生に、予行練習のつもりがほんとに死んじゃったのを見て証拠隠滅・死体遺棄という行動に出るその友達って、なんでわざわざそんな話をチョイスするかなぁ・・・。連続ドラマとして考えると、今回の話で抑えておくべきなのは 定年を前に焦った刑事が犯人だと思ってる男を逮捕するために証拠をねつ造した→「警察は信用できない」と真野に言わせることと、友達が死んじゃった経緯を「話しても信じてもらえない」から誰にも(親にも)言えなかったという心中を理解できる(そう解釈する)真野の闇を描くこと、あとまぁ死んじゃった子の両親と接することで虎丸が我が身を省みることだと思うけど、それを見せるためにここまでやり切れない話にする必要があるのかなぁ・・・と。

ていうか、衣服についた血痕を見つけるまでせいぜい中学年であろう小学生が“ずるずると遺体を引きずりさして高さのない崖下に落とした”現場からも遺体からも衣服からも何一つその痕跡を見つけられなかっただなんて、マリコさんに謝れ。