『いだてん~東京オリムピック噺~』第1回「夜明け前」

情報量が多すぎるというか画面の圧がすごすぎて


生田斗真パリピ
・『運動会の覇王』というパワーワード
・運動会の覇王でも生田斗真がカッコいい
生田斗真がすぐ脱ぐ
生田斗真以外もすぐ脱ぐ
・ところで「天狗倶楽部」ってどんなネーミングセンスよ
・ていうか人の名前の後ろに「天狗」つけんなw
生田斗真がとにかくカッコいい
森山未來のナレーション聞きやすいな
・峯田は役所広司専属の車夫さんなの?
・\中村屋!/


ぐらいしか記憶に残らない・・・。

W主人公という異色構成のなか、後半にあたる田畑政治パートの登場人物も初回であらかた見せてしまおうという意気込みは買うとしても時系列が飛び飛びだから全体的に忙しなく、CMなしの1時間だったにも関わらず文字通りあっという間の初回でとにかく勢いだけはいやというほど感じさせられたわけですが(事実上初回の主役は役所さんの嘉納治五郎という“おじさん”だったというのに、未來ちゃんのナレ曰く「おじさんばっかり」だというのにw、この青臭さはなんなんだ!?と)、まだ初回だけど、ていうかまだ初回なんだけどさ、わたしこの「オリンピックの噺」自体に興味がない気がする・・・・・・。

ただ単に「オリンピックに初めて出た選手」「東京オリンピックの立役者」の人生を描くのではなく「体育」=苦しいものという価値観の日本という国から「楽しいの?楽しくないの?オリンピック」というスポーツの祭典に日の丸をつけた選手を送りだすことの意味であり意義、楽しいだけではないとしてもそれでも、それだからこそそこに夢を見出す人々の想いの上に「日本人で初めてのオリンピアン」がいて「東京でオリンピックが開催される」という物語になりそうで、主人公があらゆる困難を乗り越えて強くなる的な一直線の話ではないことは初回を終えた時点で明白だし、役者の演技・キャラクター性、それらが絡むシーンごとの面白さに期待はできるし大友さんの音楽もテンションあがるものの、それでも物語それ自体には今のところさして惹かれる匂いがしないんだよなぁ・・・45分×10話ぐらいなら全力でワクワクできそうだけどこれが「大河」で「1年」という長尺だと思うと余計に・・・・・・(宮藤さんはそれでも尺が足りないとおっしゃってるという記事を見かけてマジか・・・どんだけ詰め込む気やねん・・・と真顔になりました)。

でもよくもわるくも大河って感じはしないなーと思ってたところで満を持してすごい形相の主人公がアップになった瞬間の『大河(が始まる)感』はけっこうすごかったんで、4話ぐらいどころか次で手のひら返ししてるかもだけど。