『ドロ刑 −警視庁捜査三課−』第3話

自宅に執着する相手(事件)の写真や資料を貼りまくるのは刑事ドラマ事件モノの定番演出ですが、まさか「このドラマで」「中村倫也の皇子山が」それをやるとはまったくもって予想できませんでしたがイイ!皇子山→ケムさんの矢印が思った以上に濃厚なようでイイとてもイイ!!!。
暗証番号を回して金庫を開けなければ班目があと4時間で死ぬとなり、勝手田は栃木だっけ?まで車を飛ばし支店長を探しに行き、皇子山は“あらゆる犯罪に精通してるジャーナリスト”に助力を求めると、それぞれの方法でもって班目を助けようとしたのかと思いきや、前者はその通りだけど後者の目的はむしろ金庫を開けたこと(開ける技術を持っていること)を理由に逮捕することにあったこと、でも絶対音感があるというオカリナは1つめの番号をクリアできたわけで、ケムさんにしか開けられないというわけではない・・・という、ちょっと捻った?ところに一筋縄ではいかない感じがあって面白かった。
孤独を背負った貫一郎さん(が佐藤浩市さんの息子だということをこのドラマで知りました)との偽りだけど偽りじゃなかった一瞬の友情はよかったものの、主人公のキャラははっきり言って嫌いだし、こいつがどう変わろうがどうなろうがぜんぜん興味ないんだけど、煙鴉VS皇子山は話的にも役者的にもとてもとても気になります!。