『義母と娘のブルース』第5話

下山さんを目力で圧倒するところからはじまりボタンを外す胸元をガン見しつつもどうしても良一さんの身体を拭けない亜希子さんに良一さんの八つ当たり(今井朋彦さんの完璧なる仕事っぷりよ!)、そして笠原さんが見舞いに来るからと個室へ引っ越しと(この病院医者も看護師も話の分かる人ばかりで嬉しくなるわ)、前半はこれまでにも増してドタバタ感が強かったけど、後半は一転して病室で土下座で「ありがとうございます」と言い合う亜希子さんと良一さんからの白いウェディングドレスを選びに行く亜希子さんの背中を見送る良一さんの背中のこの流れ、この怒涛の切なさといったら・・・っ!!。
学校へ向かう大切な一人娘に「いってらっしゃい」と声をかけ、ドレスを選ぶ元キャリアウーマンの僕の妻に「いってらっしゃい」と声をかける。
挟みこまれるスロー演出に奇跡の担い手麦田が蝋燭の火を消してしまって予告なしとかもう・・・もう・・・・・・。
それが何を意味するのかわかってるけど、それでも頼むから奇跡起きてくれよお!なんならわたしの寿命をちょっとばっかし良一さんにあげてもいいから!と思わずにはいられない。