『コンフィデンスマンJP』第9話

「バスケがしたいです」はぜったいやるだろうと思ったけど(お前が言うかwww)、ボクちゃんの「左手は添えるだけ」は不意打ちで、しかもあのシチュエーション+ブザービートならずでノーカンだけどみんなでダー子を胴上げしてるのに思わず涙ぐんでしまった自分が許せないー!!w。HEROとかキセキとかバックに流されたらすぐその気になっちゃう己の脳筋っぷりが憎いー!!w。
そういう意味では集合写真撮るカットで「世界が終わるまでは」が流れたら完璧だったしむしろなぜこの曲が流れなかったのかと思うんだけど、そこまでいくとパロディとしてやりすぎになっちゃうからか権利面でNGだからか。
次々とプロスポーツチームを買収してはめちゃめちゃにしてポイ捨てするIT社長の目的は節税対策だってなところから、その実スポーツそのものを憎んでいるとなり、さらに本当はスポーツが好きで関わりたいと思ってる(だからいくつものスポーツを経験した)のだと、この論理の展開は鮮やかで、ていうか今回ただのいい話じゃんw。なにこの超ハッピーエンドw。
そして小池徹平の運動音痴感はすごいなw。傍若無人で横柄で言うこと聞かないとヒステリックにほえるIT社長(成金)ってだけならこの年代で演じられる人はいくらでもいるだろうけど「運動はさっぱりできない」という設定に説得力を持たせようとするとその数はぐっと減るだろうわけで、その点ついにプロリーグで初勝利を挙げ「熱海チーターズ」に関わる全ての人々が喜びを爆発させるなか「連絡がつかなくなった初期メンバー」に感謝するというこの清々しさの塊のような笑顔も含め小池徹平はすべてにおいて最適の配役だったと言わざるを得ない(あ、でもウエンツでもありかも。WaTって・・・w)。
しかしこの初勝利はあれから「2年後」と明言されたけど、徹平の社長には毒気が抜けたというか、スポーツを憎んでいたかつての顔とは明らかに違う「時間の経過」を感じさせるものがあったけど、ダー子たち三人は全く変化がないわけで、ここいらへんにもこのドラマがファンタジーであることが現れているのかな。詐欺師が成金社長を騙すために作ったバスケチームが詐欺師が手を引いても地元民やファンから愛され大人気となりやがてプロリーグに参戦しついに勝利するなんて夢物語以外のナニモノでもないもんね。