『シグナル 長期未解決事件捜査班』第9話

本筋に関係ないところでいろいろと気になるというかつっこみたいことはあるんだけど、ストレスが溜まってるように見えるからってのを口実に意中の男を映画に誘うのはいいとして、その作品が「オットセイ」ってどんなセンスだよと(笑)。前売り券が思いっきりオットセイの写真だったから心温まる動物の映画だと予想するけど、でもオットセイってほのぼの系というより白熊に狩られたり流氷に取り残されたりしてるイメージなんですけど(笑)。
それから濱田マリが演じる食堂のおばちゃん、三枝少年にオムライス食べさせるために大山から「充分すぎる御代を貰ったし」とか言ってたけど、この口ぶりからして最初の1回だけってことはないと思うのよね。少なくとも数回は口止め料も兼ねて大山が差し出す金を受け取ってたのではないかと。(別の時間軸の話だよね?とは考えないとして)大山はずっと三枝少年を見守ってたんだと、三枝は一人じゃなかったんだと、それを描くのにわざわざ金銭を介入させるあたりはあの国らしい・・・と言っていいのだろうか。つーかもうちょい美味そうなオムライス作れませんかねw。育ちざかりの子供に出すのにチキンライスの量少なすぎだろw。
そして集団暴行事件の被害者のひとが結婚して子供もいるってんで驚いたわ。バスの事故に遭ったひとは今もPTSDでまともな社会生活送れてないっぽかったのに対し偽証して他人の人生奪ったくせに、その加藤くんが自殺したと聞いてもなお保身しか考えないとかさすがに理解できん。つーか元はと言えばこの女が主犯のボンボン息子を煽ったんじゃん。勉強じゃなくて違うこともやってんだろと言われても加藤くんはあんたと違うだけでいいじゃん。余計なこと言ったせいでレイプされたとまでは言わないけどさ、煽らなかったら違う展開になってた可能性は否定できないと思うわけで、前回の感想でも書いたけどこの被害者をなんでこうまで悪く描くのかほんと理解に苦しむわ。
そんでなに?兄ちゃん自殺じゃないって?。警察が有力者の息子の代わりに別の人間を犯人として仕立て上げるだけでもないわーなのに、口封じのために自殺と見せかけて殺すとかドラマだとしてもありえなさすぎるだろ。そんなことやれちゃうようなら汚職の容疑をでっち上げて失踪扱いなんかにせずとも大山も同じように殺して自殺で処理すればいいじゃんってな話だろ。
ていうかもう今更中の今更だけど三枝は自分の感情よりも情報を伝えることを優先しろよっての!!「兄を助けてくださああああい!」と叫ぶだけとかアホか!!。主人公のプロファイラーとしての能力を活かすのは(その設定が活きるのは)ココだろうになんなのこの体たらく。
これで過去(大山先輩)と通信できる無線機というアイテムの存在を知らされた桜井が最終回で自分の感情を押し殺し情報伝達手段として的確に使いこなしてたら笑うわーw。