『モンテ・クリスト伯―華麗なる復讐―』

岩窟王というタイトルと復讐ものであることこそ知っているものの、内容としては知らないに等しいので見たまんま予想するとですね、無実の罪を着せられ全てを奪われたおディーン様がまずは「密告者」を、次に自分を陥れた「張本人」に対し復讐していくってな話になるのでしょうが、最初のターンは「密告したのは誰か?」ってことになると思うのよね。で、その候補は多分三人。
女が動機の大倉忠義、金が動機の渋川清彦、嫉妬が動機の新井浩文
おディーン様が死んだ船長から手紙を託されたことを知っているのはそれを話した新井浩文と、新井浩文からそれを聞いた渋川清彦と大倉忠義ということになるんだろうけど、新井浩文が二人にそれを話したことをおディーン様は知らないだろうからまずは新井浩文接触するだろう。でも新井浩文のことは清兄だっけ?兄貴のように慕っているようなので否定されたら信じるかもしれないし、それは親友らしき大倉忠義に対しても言えることで、となると渋川清彦が最初のターゲットとされるのかなーと。
・・・この並びこの流れで「渋川清彦」の名前を書けるこの喜びをどう表現したらいいのだろうか。例え速攻で狩られるとしても、それでもかなり感激よ?。
ていうか新井浩文と渋川清彦が店先で呑んでる映像がこの時間に流れていることの違和感たるや!!(笑)。
そして違和感と言えば木下ほうかの息子が高杉真宙であることですよ!。ドラマとCMを連動させるのは最近の定番ですが、今回は子役がそれを担うようなのでちょっと驚いて、そしてこの子がやがて高杉真宙になると判明した瞬間の衝撃といったら!!共通する遺伝子がみあたらなさすぎる!!。
あとひとつ文句を言いたいのは初回のメインは拷問だろうに、殴られる→口元だけをパカパカさせる水責めってそうじゃねえだろうと!おディーン様を裸にひん剥いて電気ショックとか両手を鎖で拘束して宙吊り鞭打ちとか、もっとありとあらゆる種類の拷問で責めなさいよ!と。こんなところでリアリティとか誰も求めてねーですよ!!。
そんなわけでとりあえず高杉くんが本格登場するまでは頑張ろう・・・・・・と自分に言い聞かせてたところ、おディーン様が転がってる牢獄の床がボコっとなってもじゃもじゃのおじいさんがヒョイって出てきたらそれが田中泯さんで笑いました(笑)。もしかして泯さんってば脱獄しようと思って一生懸命地面を掘ったのに、外じゃなくておディーン様のところ、つまりまだ獄内だったってな感じですか?とんだドジっこじゃねーか(笑)。