『下町ロケット』第10話

島津のことを「島ちゃん」と呼ぶのは伊丹だけだと思ってたのに軽ちゃんて!伊丹は「伊丹くん」なのに軽ちゃんて!!。
ていうか「やぼったい」ってこの使い方で合ってんの?。
ていうか、ヤマさんに連れられて呑みに行ったあと、立花とアキは会社に戻って何をするつもりだったんですか?いやマジで。

軽部が担当してるなにかが終わらなきゃ立花とアキはどうすることもできないわけでしょ?酒も入ってることだし会社に戻って仕事するって感じじゃないよねえ?。
このシーンの目的は「毎日定時に上がる軽部が実はそのあと戻ってきて仕事してた。立花が提案した作業もとっくに済ましてた」ってことを立花とアキが知ることにあるわけだけど、例えばどちらかが会社に忘れ物をしたとか酔い覚ましに歩いてたら会社に明かりが点いてるのを見てなんだろう?と思って確認しに行ったら軽部がいましたってことならすんなり流せるのに、これじゃあ誰もいない夜の職場でイチャイチャしようとしてたとしか思えないんですけど・・・(そういうつもりだったんならそれで構わないけど)。

そしてわたしのお目当て農林協の職員吉井がこれでもかーってなクソっぷりで、役者的に悪役やるのはいい(嬉しい)んだけどさすがにキャラ設定と描写が雑すぎて、なんでこんな役やらされてんのと真顔になるわ・・・。トゥビコン岡田の稲本と併せてこいつらなんでこんなにクズなん?。
稲本は農業法人の話を断られたから、吉井は農協の傘下に入れと言いに行ったときに殿の父親からなんか言われたとかそんなところだろうけど、殿村家への嫌がらせの理由としてはその程度のことしかなさそうだよね。それなのに天災という農家(農業)にとって最悪のことが起きたというのに個人的な感情でお前に金は貸してやらないよぐへへへへって、さすがにクズ過ぎやしませんか。

かつては社員を家族だと言っていた伊丹が島津を切りその島津を戻す代わりに氷室を切ると言うのも的場憎しが理由ってだけじゃ納得できない豹変っぷりだし(いつもの料亭で動画みながら呑むとかオタクみたいで笑うわw)、事情がわかってみれば「やぼったい」だけだったものの職場の空気をわざと悪くするような軽部の日頃の言動はなんだったんだ?ってな話だし、その人物がなぜクズなのか、なぜ変わってしまったのか、なぜそんな言動をとっていたのか、その「なぜ」の部分がざっくりすぎるんだよね。その説明をしろって言ってるのではなく、そういうことをちゃんと考えて一人一人のキャラクターを作っているようには思えないってところが問題だと思うの。