『下町ロケット』第5話

うん、まあ、そこに突っ込んだら負けってことはわかってるんだけどさ、他社のために総出で部品や論文をチェックし、他社の裁判をみんなで傍聴し、ロケット打ち上げもみんなで見に行き、その合間に田んぼの手伝いをする。ボーリングもする。君たち本来の仕事・・・してるのかな?とは思っちゃうよねw。今期佃製作所がモノ作りしてる印象ほとんどないんだけど。
そんで部品チェックと論文探しをあれだけ長々とやったのに対し島津の盗聴が決め手となりあっさり勝利ってズコー!(笑)。
って、ズコってる場合じゃないわよ!菊ちゃん伊丹が悩むそぶりを(視聴者に)見せずいきなり人変わっちゃってんだけどなによこれ!。
伊丹が佃製作所を裏切りダイダロスと手を結ぶであろうことは予想できるとして、これだけ佃製作所に至れり尽くせりで協力してもらっておきながらどんな理由でそれを裏切ることになるのだろうかと思ってたら、自分を閑職に、さらに退社へと追い込んだのが自分を気にかけてくれていた的場であったと知り、おのれ的場おのれ帝国重工という怒りと憎しみが佃製作所、佃社長から受けた恩義を上回ったということっぽくてなんだそれと。
自分をいいように利用した人物が分かっただけでなく、それが信頼していた上司その人だったがゆえの怒りであり憎しみであることはわかるけど、その恨みは家族同然の社員たちを路頭に迷わせることになっても晴らしたいと思うほどのものなのか?と思うんだけど(資本提携を結ぶにあたりダイダロスの条件のなかに従業員の雇用は含まないってな項目があることは変わりないんでしょ?)。そりゃ理不尽な理由で帝国重工を辞めることにはなったけど、今は島ちゃんとともにギアゴーストという会社を率いる社長になってるわけじゃん。会社を誇りに思ってるだろうし、ギアゴーストを守るためなら15億だしてもいいと言ってくれる佃製作所という志を同じくする頼もしい仲間もできたわけで、それらぜんぶと引き換えにするほどの強い恨みなのか?と。
しかもね、これが一番信じられないんだけど、的場が敵だってな話は「重田が言ってるだけ」なんだよね。この先具体的な証拠を提示されるかもしれないけど現時点では重田の話、重田の想像でしかないってのに、それを鵜呑みにしてる(ように見える)伊丹はどんだけ愚かな人間なのかと。てかそこいらへん記憶が定かじゃないんだけど、重田って死んだ父親の隠し財産を使って会社を買って?作って?それが今のダイダロスだってな話じゃなかったでしたっけ?。だとしたら会社買えるほどの財産隠しておきながら二千人の社員に顔向けできますか!?ってそれ伊丹じゃなくてお前にこそ言いたいわってな話なわけでさ、なにを重田ごときに言いくるめられてんのよと(だから口八丁手八丁の古館をキャスティングしたとか?)。
社員に情報漏洩の疑いをかけられて神谷に食って掛かったときのことを思い返せば、一見温厚そうに見えるけど思い込みが激しく頭に血の上りやすいタイプではあるのでしょうが、それにしたってただ苦楽とともにしただけじゃない、帝国重工で自分と同じような立場であった島ちゃんをこんな形で裏切るような人間であるとは思えない、いや思いたくないんですけど、どうしてくれるんだコンチクショー!。
突然連れていかれたわけでなく事前に「稲刈りしませんか?」と誘いを受けていたというのに稲刈り当日いつも通りのスリーピースに革靴で現地に出向く財前さんはあれかな?仕事着以外持ってないのかな?w。