『さぼリーマン甘太郎』

「仕事をさぼってスイーツ食べる」という設定が以前同じテレ東で放送されていた仕事さぼって銭湯行って酒を飲むドラマ同様に「職場に嘘ついてまで勤務時間中にスイーツ食ってんじゃねーよ」と思わせられるとキツイなぁ・・・と思っていたわけですが、銭湯ドラマと違って仕事をきっちりしっかりこなしたうえで与えられた外回りの予定時間内でサボってスイーツを食べるというものだったんで一安心。スイーツパート以外で話が広がりそうな(面白くなりそうな)要素がひとつも見出せない初回ではありましたが、これならば最後まで見られそうです。
でも肝心のスイーツパートが思ってたよりもはるかにクドイわ気持ち悪いわで誰にも勧められない。主人公の顔も食べ方も心の声もなにもかもが大げさというか過剰というかでほんとうに気持ちが悪い。白装束で白蜜と黒蜜ぶっ被るとか誰がこんな映像見たいのかと。いやわたし笑っちゃいましたけど。
これ今回は「あんみつ」だったからこんな感じの・・・ドロっとした演出だったのかな?。次回はかき氷だそうなのでしゃりしゃりした演出になったりしないのかな?。
かき氷でもスイーツ食べる主人公が気持ち悪かったらもう諦めます。
でもこの気持ち悪さこそが松也さんがキャスティングされた理由だと思うので、最後までこの気持ち悪さを突き詰め貫き通していただきたい。
このドラマがどこへ向かうのかどんな最終回を迎えるのか、この気持ち悪さの先に何があるのかをわたしは知りたい。