『バイプレイヤーズ〜もしも6人の名脇役がシェアハウスで暮らしたら〜』

大事に大事に見続けてたけどついに終わってしまった。
序盤は毎回ときめきとハラハラと笑いで大変なことになってましたが(大変な作品になってしまうのではないかと思ってましたが)、フィルム探しがメインとなった中盤以降だんだんと“すごい6人のおっさんたちがシェアハウスで共同生活”というこのドラマの特異性が薄れてしまったというか、七人の侍のための共同生活という設定と10年前にラストシーンを取れず未完のままのバイプレイヤーズという本筋がさして上手く絡まなかったなーと、終わってみればそういう印象が残るわけですが、それでもまくら投げするおじさんたちを見てるだけで満たされたわー。
まぁ「俺のこと好き?」とかどうかしてんじゃないかと思ったけど(笑)。でもトモロヲだから納得(笑)。
この企画が発表された時、6人が共同生活+6人のみならずゲストもみんな「本人役」での出演というところに期待したんだけど、その設定をドラマとして活かしきったとは言えないとわたしは思うので、こんなことならせっかく集めたこの6人がガッツリ芝居をぶつけあえる脚本で「ドラマ」を作って欲しかったと今となっては思ってしまうのだけど、だとしたら絶対まくら投げとかしなかったと思うしw、窓ガラスに「ち○こ」って書いてニヤニヤしながら「ちんこ!」って言っちゃって伏せた意味ないじゃんwwって松重さんに笑われるエンケンさんとかなかっただろうし(このシーンが一番心に残ってるwあまりにもアホすぎてw)、ていうか南朋さんの「ゴールデンパラシュートです」再び!!!!!!!!!とかなかっただろうし、だからそれはそれこれはこれとして面白かった。6人の『魅力』は充分堪能できたしね。
10-FEETの「ヒトリセカイ」をバックに歩く6人はいやになっちゃうぐらいカッコよかった(特にエンケンさん!最終回の劇中で歩くシーンのエンケンさんまじまじカッコよすぎて「ち○こ」とのギャップに腹立ったわ!w)。
もったいないというか贅沢というか、このメンツでこんなもん作っちゃうのがテレ東なんですよね。
ってなわけで、孤独のグルメSeason6楽しみー!!。