『視覚探偵 日暮旅人』第6話

両親が殺された現場で白石を脅す旅人も、病室で雪路の怒りと懇願をそっと目を閉じることで拒絶する旅人も、どちらもとても良かった。
視覚しかないという役柄上の制約があるなかで旅人として感情を表現するのって結構大変だと思うのだけど、癖のある役者さんとして独特の立ち位置を築いてる吹越さんと濱田くんとしっかり渡り合ってて、ぜんぜん負けてなくって、とーりの成長を強く感じることができた回だった。
有起哉リッキー(この人出るたびに変態度増しまくってんだけどw)にボッコボコにされて口から火を噴いてる(ほんとにそんな感じだったw)雪路を“薄着で”“しゃがみこんで”ニッコリへらりと笑って眺めるとーり旅人は相変わらずビジュアル最高!!!だし、ベッドの上で雪路を傷つけながらも話すことができない苦しみを、怒りを、強い悲しみを、声なき叫びをあげる旅人はほんとうによかった。
あと旅人は倒れ方が美しい。撮り方がいいのかもしれないけど、この身体の大きさでこれだけ重力を感じさせずにストンと倒れるのは見事。
旅人が雪路にすら何も言わず、何も言えず、自分で自分を追い込んでいくのを見るのは辛いけど、孤独なとーりは好物なので今のところとても楽しい、というより嬉しい。とーりに対して全般的に全面的に満足できることが嬉しいです。
あ、あと和田さん土井はああ見えて実は警察内部に蔓延る悪を殲滅する裏任務を与えられ増子の部下という立場を隠れ蓑にしてるのではないかという期待があったんだけど、キャバクラに居たのがプライベートならばそのセンはもうない・・・・・・・・・かなw。