『仮面ライダーエグゼイド』第7話「Some lieの極意!」

ゲームやらないから想像でしかないんだけどさ、ゲームって相手との“心理戦”的な要素って結構あったりするもんなんじゃないんですか?。
天才ゲーマーというならば他人が何をしようとしているのか、何を仕掛けようとしてるのか、その真意がある程度“解る”なんてことはないんですかね?。
結局貴利矢は本当のことを言ってたわけだけど、天才ゲーマーである主人公が天才ゲーマーゆえの直観力というか判断力というか、そういうものでもって貴利矢の“真意”に気付く、確信は持てずとも「嘘を言っているわけではないと思う」ってな程度でもいいから「俺は信じる」ってな方向に進んでくれたら嬉しいんだけどなぁ・・・とか思った。
だっていくらオオカミ少年だからっつっても貴利矢先生が可哀想なんだもの。あんなに目に見えて動揺してるってのに信じてもらえないとかどんだけ嘘つきだと思われているのかと。まぁ自業自得なんだけどさ(それがまた切ない)。
友人に「真実」を伝えたら絶望した結果死んでしまった(友人の死だけでなく、その死の原因となった資料の出所を明かせないために本当のことを言えなかったってなことなんだよね?)トラウマを拗らせついつい嘘で本心を隠しちゃう人間になっちゃったってのは貴利矢のキャラクター性としてアリだし、「今日の自分に嘘はない」のに信じてもらえずだからやっぱり嘘をついちゃうってのは結構好みだったりするんだけど、そんな貴利矢の「嘘」が永夢だけには通用しないってな感じだったらわたし喜ぶのに。
ていうか、前回の「飛彩先生の恋人話」を知ったことで永夢と飛彩先生の関係性が少しは良くなるだろうと思ったのに、なんにも変わってないってか飛彩先生に対する態度を全く変えない主人公ってなんなんだろう。前回があって今回あの状況で相変わらず「貴方には任せられない」とか言う主人公がわたしにはさっぱり理解できないんだけど。
貴利矢のこともいずれ「俺は信じます」ってなことになるんだろうけど、永夢にはもうちょっとこう・・・相手を理解する姿勢を見せて欲しいんだよね。エグゼイドを見ててあんまり楽しくない理由の一つとして、この個性的(ととりあえず言っておく)なキャラクターたちの緩衝剤になる存在がいないからってのもあると思うんだけど、主人公という立場的にも研修医という立場的にも、永夢にはそれを期待したいんだけどなぁ・・・。