秋吉 理香子『自殺予定日』

自殺予定日

父親を殺したのは継母だと疑う16歳の少女が継母を告発するために自殺を試みるが、同じ年頃の男子の介入により失敗。なおも自殺を止めようとするその男子は実は2年前に自殺した幽霊で、二人は1週間後の大安までと期限を区切り継母が父親を殺した証拠をさがすことにする。
ってな話で、以前読んだ作品がダーク系だったこともあって復讐物語のつもりで読んでいたのになんかものすごくいい話でした。ガールミーツボーイとしては悪くないのかもですが、私はそういうの求めてなかった・・・（これでモロモロ誤解したまま少女が死んでたらなかなかの悲劇だなとか思ってしまった）。