『ドクターX〜外科医・大門未知子〜』

あれ?このシリーズってタイトルに「4」とかつかないんだ?。
晶さんの背景とか、シリーズを通して“謎”だったものがほぼほぼ明らかになった(よね?)「3」で一区切り感があるせいもあるでしょうが、4回目ともなるとマンネリの極みというか、なんかもう惰性で見るしかないよなーと思ってたところで未知子の労働条件の説明を「毎回それやるんですか?」「もう覚えちゃったよ〜」ってなネタにしてくるか(笑)。
「御意」担当がエンケンさんに変わって生瀬さんと鋼太郎さんって普通に考えたら濃くなってるはずなのに(校歌斉唱のための鋼太郎さん、いや、鋼太郎さんのための校歌斉唱エピソードかw)、加えてスーパードクター滝藤さんにピン子に草刈民代とレギュラー増えてる感はあるのになんかキャラクター性が薄いというか、キャスト一覧の「名前(役者名)」から受けるイメージ・インパクトにドラマ内のソレが負けてる感がしなくもない・・・かな。それだけエンケンさん海老名の存在感がデカかった、ということでしょうが。
まぁ鋼太郎さんが解説要員なのはいいとしても台詞をマトモに喋らせてもらえない(遮られキャラ)役で生瀬さんを使うとかある意味贅沢だけど。
そんななか誰よりも輝いてるのが加地先生。しれーっと紹介所での麻雀に混じってるかと思えば院長回診行列にもちゃんといて、デーモンの手術の助手もしっかり務めるとかどう考えても立場的に一番オイシイよね。スーパードクターからデーモンに執刀医が変わったから加地先生が助手として指名されたってんでなく、最初からスーパードクターの助手を務められる(それを認められる)だけの力があるってことなんだろうし、実力が伴ってるからこの立ち位置が許されるってなことが劇中でも視聴者に対しても明確だし、そういう役やらせたら勝村さんは間違いないしね。加地先生のぼやきツッコミが今回はより一層輝きそうで楽しみ!。
立ち位置といえば、未知子と同時期に病院にやってきたスーパードクターという滝藤さんがちょっと目新しい感じかなぁ?。未知子の腕を全く知らないスーパードクターだったらスーパードクターVS大門未知子ってな構図になりそうだけど、アメリカで未知子の執刀を見た(そういう設定にした)ってことは未知子の実力は承知してるだろうわけで、このひとがこれからどう動くのか、このキャラをどう動かすのか興味ある。