『ON 異常犯罪捜査官・藤堂比奈子』第6話

すっかりレクター博士化した中島先生は“猟奇犯罪者の皮を被った普通の人間”だと犯人像をプロファイリングしたけれど、元医者のひとだけはそれに該当するかもだけど藤堂に罪を告白する老人たち、嬉しそうに生き生きと人を殺したときのことを語る元医者以外の老人たちは到底普通の人間だとは思えなかったわけで、これまではドンピシャで犯人像を言い当ててた中島先生もさすがに環境であり心境の変化が影響してたりすんのかなー。
最初は復讐心に燃えてたもののやっぱり殺人なんてしたくなくて、でも復讐仲間を裏切れないと、仲間のために自分ひとりが「やりたくない」といって降りるわけにはいかないと、全員がそう思っていながらも言いだせなかったとかさ、そういうことであればこれだけ猟奇的な方法を取りながらも普通の人間だと受け止められただろうけど、完全に愉しんでたよね?。偶然知り合ってしまったお嬢さんに余計な心理的負担をかけまいとして強がったとかそんなんじゃなくって、見たまんま狂気染みてるんだよね?。これを「普通」というならば、中島先生の普通基準はおかしいと思う。まぁ中島先生自身が思いっきり普通じゃないんだけどさ。
ていうかこんな時こそ東海林先輩の出番だろうに、やっぱり老人を殴らせるわけにはいかなかった・・・・・・のかな。


女の名前つけたバイクでツーリングに行ったというキャナメが写真の中ですら壮絶に残念感を醸し出しててさすがだなってのはソレとして、どうでもいい写真を「みてみて!」って見せられた時とか、どうでもいい話を「聞いて!」って聞かされた時とか、なんて返せばいいのか迷うことが結構あるんだけど、そうか!「見ました」とか「聞きました」っつってニッコリ笑えばいいのか!(笑)。