『時をかける少女』第4話

未羽は別に翔平から何かされたわけでなく、普通に翔平の告白をオッケーしたというわけですか。吾朗ちゃんの目の前で。
傍から見ればなんでこんなヤツ好きになったの?ってのが恋愛感情というものだったりするので未羽が吾朗ちゃんではなく翔平を選ぶ(翔平のことを好きになる)ってのは仕方ないってか、そこは文句言う筋合いじゃないと思うんだけど、二人とも吾朗ちゃんの気持ちを知ってるわけじゃん。知ってるどころか未羽は吾朗ちゃんの告白を阻止し、翔平は未羽の中にある吾朗ちゃんの記憶を自分にすり替えたわけじゃん。そんなことしといて付き合うとなったら吾朗ちゃんへの気遣い一切ナシで楽しくデートってなんなの?。ハンバーガーがなんちゃらって大声で歌ってて馬鹿じゃないかとすら思ったわ。
ていうかこいつらピクニックから遊園地の『中』にタイムリープしてたけど、入園料払ってないよね・・・・・・。
ドラマだし、そんなところにケチつけるほうが馬鹿みたいなんだけど、でもこいつらがあまりにも吾朗ちゃんの気持ちを蔑ろにするからさー!。
吾朗ちゃんが「ずっと未羽のこと好きだったのに翔平に(告白するの)先越されて」って言ってたのがもうね・・・切なすぎるよね・・・・・・。
ほんとは吾朗ちゃんのほうが先に告白してたのに(してたはずなのに)なかったことにされて、この先ずっと吾朗ちゃんは「もし翔平よりも先に告白してたら」という後悔を抱え続けなきゃならないんだもんね。
そして視聴者はその「もし」が叶ったとしても、吾朗ちゃんの想いが未羽に受け入れられることはないことを知ってる。知らないのは吾朗ちゃんだけなんだよ。なにこの切なさ!!。
同じように「青春」「恋愛」を描いてる『こえ恋』があんなにも可愛いのにこっちの二人に一ミリも愛情を抱けない理由。それは『恋心』というものに誠実でないからだとわたしは思う。
そうであるのは吾朗ちゃんだけ。未羽に対する吾朗ちゃんの気持ちだけが純粋に思えるから、次回で翔平が未来に戻らなくちゃならないという『別離』が待ってるというのにそれについてはどーーーーーーーーーでもいいとしか思えない。