『ファイトソング』第5話

マジ告白をさせてもらえず目の前でムササビに再告白されてフラれる(であろう)慎吾に、当て馬にすらなれないのかと、報われない男の立場にすら立てないのかと、さすがに哀れになった瞬間ずいっとフレームインして「お断りします!」ってなぜおまえがwwと思ったら、予告で花枝ではなく慎吾がぶっ倒れててなかなかにカオスw。

花枝との「特別な関係」について語る慎吾の言葉が全てぶっ刺さってる凛ちゃんにはそれまで切なさしか感じなかったんだけど、ムササビに対する花枝の気持ちを聞いちゃったら慎吾には万に一つも可能性はないって解っただろうに、それでもその場を離れることで半ば強引に慎吾の背中を押したことの背後には「マジ告白してフラれることで花枝への想いを断ち切ってくれれば自分が入る隙ができるのではないか」という打算があるんじゃないかと思えてしまって、まあそれはわたしの性格が悪いゆえの勘繰りかもしれないけど、でも恋愛に素直すぎる花枝に対して凛ちゃんにはそれぐらいの腹黒さがあって欲しいとわたしは思う。

逆に春樹が事務所をクビになるならタレントとマネージジャーという枷もなくなるわけだから本格参戦することになるのかと、だとしたらなんかちょっとイヤかなーとか思ってた千明様の伊達さんは「アーティスト・芦田春樹の最大最高の理解者」というポジションに収まりそうかな。

春樹をATM扱いしてる薫の背景、薫にとって春樹がどういう存在なのか、春樹にとって薫がどういう存在なのかも描かれて、それはまあ「イイ話」ではあったんだけど、春樹の部屋のキッチンにしがみつくデカイ男には笑ったわw。