『ファイトソング』第6話

花枝にマジ告白しようとしたところが乱入してきたムササビに先を越され、今にも花枝が「はい」と応えそうなところを横からずいっと割って入った慎吾の「お断りします」に「は?(なんでお前が)」で次回へ続くとなったわけですが、そのあと流れた6話の予告が「慎吾がキャバクラ通い」「慎吾がぶっ倒れる」というものでして、どうなることかと思ったら

花枝にフラれた憂さ晴らしで毎晩キャバクラ通いしてると誤解されながらみんなにナイショでキャバクラの清掃を一人でやってて、契約期間の最後の1日を残して過労でぶっ倒れました。なぜ黙って一人でそんな仕事をしていたかといえばヒデと俊哉が客先でなにかを破損してしまいそれを弁償する必要があるからで、でもライブが近い二人には練習時間をあげたいから黙って自分一人で背負ってました

いやあまさかここまでベッタベタな事情だとは(笑)。
キャバクラ通いはまあ仕事絡みだろうなと思ったけど、無理した理由が実にベタ(笑)。

イマドキこんなベタな作劇を見せられることになるとはと笑うしかなかった一方で、いくら疲れてるからってこんなぶっ倒れ方することは普通ないし、過労ではなく別の病気かもしれないから病院行けよと真顔で突っ込みたくもなった。
ただのラブコメなら「過労です」でいいんだけどこのドラマ「病気を抱えたヒロイン」で作ってんだからさ、安易に「倒れる」描写とか入れるなよと。
自分のことは不安なのに目の前で他人、それも家族のような人がぶっ倒れて心配はしても動揺はしない花枝の人間性が怖いんだけど・・・となるでしょうよ。

その流れでキャンプではできなかったマジ告白をキメた慎吾だけど、花枝だけでなくヒデと俊哉のことも大事にしてるしクリーニング屋を大きくしたいのも施設の子たちに安心して働ける場を作ってあげたいからと語らせたことで、石田ひかりに背中押してもらって「勇気」出していよいよ病気のことを告白するであろう花枝を「家族として」支えるポジションに移行できそうな感じ?。
万が一聞こえなくなっても俺が一生面倒見るから本当の「家族」になろうと言うセンもありはするだろうけど、花枝の気持ちは芦田さんに向いてるし、一番ハードル高いといいながらジェットコースターから降りてきたとたん「花枝」呼びしまくるw春樹は言わずもがなだし、慎吾の入る余地などないなかでは「家族愛」に落ちつくのが一番いいかなと。それなら(このドラマの中では今の関係のままで終わるとしても)凛ちゃんにもワンチャンあるし。


それはさておき蕎麦も打てるとか料理人としての薫が万能すぎるんだけど、夏樹の家に来てないときは自分ちのショボいキッチンで安い食材使って練習してると妄想するとヤバくない?w。