スーパー歌舞伎Ⅱ『ワンピース』@新橋演舞場

ついに終わってしまった。全78公演。初日なんてもうはるか前のことのようだけど、でも終わってしまうとあっという間だった。
わたし歌舞伎観劇史上(同一演目(公演)を)一番多く拝見したけど、まだ観たい。もっと観たい。ていうかもう何度でも観られる。なんなら一生見続けたい。それこそ猿之助さんにとってのライオンキングのようなものですよこれ!。

正直始まる前は舐めてました。初日を観た後も自分がここまで夢中になるとは思いませんでした。実は今でもなんでわたしこんなに夢中になってんだろう?って冷静に思う自分もいたりするんですがw。

観るたびに作品が育っていくのがわかるんですよ。舞台上と客席が共にぐんぐん盛り上がってることを肌で感じることができるんです。その象徴が巳之助さんのボン・クレー。わたしがそれをギャンっと体感したのは10月の最終週だったんだけど、巳之助さんのボン・クレーが登場した瞬間劇場が拍手とともに「ワッ!!」と沸いたんだよね。待ってましたの掛け声こそ出ないものの、客席が一生に「キターーーーーー!!」って感じになったんですよ。その瞬間客席のテンションが一気に上がったの。そしてそれは千穐楽まで上がりっぱなし!。その空間が楽しくて楽しくて。

とにかく『楽しい』。何度見ても『楽しい』。老若男女(もしかしたらオカマもw)さまざまな世代で埋まった客席はわたしの見知っているいつもの歌舞伎とはかなり違ってたんだけど、劇場中に『楽しい』が溢れてた。いつもは大抵母親と観るんだけど、今回は歌舞伎を観たことがないお友達が「観たい」と言ってくれたり、わたしのブログを読んでくれている方が初めて歌舞伎に行くときはみんこさんと行きたいと思っていたと誘ってくださったりしたのでわたしにとってもいつもとは違う新鮮な観劇環境だったんですが、みんなもれなく「楽しい!」と言ってくれて「歌舞伎すごい!」って言ってくれて、誇らしくて嬉しくて楽しくてたまらなかった。1幕冒頭で麦わら一味の名乗りがあるんだけど、チョッパーの ぬいぐるみ状態→花道後方から「こっちだよー」の声→客が声に気を取られている間に階段がくるっと回って石橋直也さん演じるチョッパーが登場 という「四の切」の手法に見事に引っ掛かる客席が微笑ましかったわw。こういうのほんと嬉しい。

そしてそれは舞台上もそう。若手の超頑張りが目立つけど、恐らくワンピースという作品を知らない(知らなかった)であろう年配の役者さんたちがほんとうに楽しそうに演じてて、そのキャラクターとして生き生きと舞台上に存在してたんですよね。劇中でマリンフォードに旅立つルフィが「かっこいいオッサン達、ありがとう」って言うんだけど、この作品を全力で楽しむオッサン達(と言わせてください)がほんとうに素敵だった。

2幕ラストは猿之助さんルフィの宙乗りで、そこでいつもはニューカマーランドのオカマさんたちが客席降りするんだけど、千穐楽はイワ様浅野さんを始めいつもは舞台上にいるはずの人達もみんな花道に来てくれて、「イエーッ!」って言いながらハイタッチだもんw。イワ様ともクロコダイルともバギーともハイタッチできるだなんて思ってなかったからテンションくっそ上がったわー。猿若さんや弘太郎さん、イッチーともハイタッチできたし!花道をうろうろしてるくせに両腕組んでハイタッチは拒否るダズさんにもときめいたし!。あとあと笑也さんが脱獄するところから囚人に紛れてたんだけど(いや、茶髪のギャルパーマ頭なのでぜんぜん紛れてなかったけど)(びっくりしすぎたのか寿猿さん完全に台詞すっ飛んでたみたいでw、ダズさんが立ち位置と段取りを教えてあげてたぐらいだしw)(ボンちゃんは「屍のようだったのに・・・」と驚くところで「あんな綺麗な人(囚人の中に)いたかしら?」とw)、ここでも舞台でキャッキャキャッキャしてて超可愛かったー!ていうか走り方からはしゃぎ方までどうみてもただの女子(笑)。

楽の2回目のカテコは三階さんまで役者さんがひとりひとり出てきてアクロしたりサングラス投げ入れたりと挨拶してくださったんだけど、それを下手の端で見守ってる猿之助さんがもうすっごい楽しそうにゲラゲラ笑ってらっしゃってて、なんていい座組みなんだろうって、嬉しさと幸せでどうにかなりそうだった。

あ!思い出したー!。頑なにハイタッチしなかったダズさんなのに、2幕最後にあたまぐいっと拭ったタオルを客席に投げたんだ!!。
あとカテコで両袖から出てきたおつるさん(門之助さん)と白ひげ(右近さん)が両手で「イェーイ★」ってハイタッチしてたのもほのぼの可愛すぎてたまらんかったです。

ほんと楽しい!楽しかった!しかないんだけど、この楽しさ、このワクワク感ってのはワンピースという作品の土台と同じなんじゃないかなと思うんです。ルフィたちが冒険に挑むワクワク感、新しい友達と出会い何かを成し遂げる楽しさ、そういうものと同じなんじゃないかなって。ワンピースを歌舞伎でと一番最初に聞いた瞬間はどちらかといえば否定的というか、「マジかよあたまおかしい・・・」ってな感じだったんですが、よくよく考えたら原作ビックリ人間だらけだけど歌舞伎にもビックリ人間結構いるしw、「ドンッ!」とか歌舞伎の見得と一緒っちゃ一緒だし、親和性はむしろ高いと言えるんだよね。ハードとしてもソフトとしても、思いのほか歌舞伎とワンピースの互換性、相性が良くて、これはほんとうに嬉しい驚きだった。

開幕前は賛否両論あったとのことで、それはつまるところこれを「歌舞伎」と言っていいのかどうか?ということだったのではないかと想像しますが、歌舞伎ならではの演出であり表現方法が受けた、受け入れられたがゆえのこの評判だと思うし、歌舞伎だからこそできた場面もたくさんあったと思うんです。ていうかこれ、なんだかんだで澤瀉屋が定期的にやってることだからね。ワンピースのための特別な演出なんかじゃなくって、これまでずっと作り守り育て上げてきた技術であり能力をワンピースという作品に当て嵌めただけですから。歌舞伎座で上演されるような古典もやるし、ワンピースもやる。やれてしまう。その懐の深さ。それが歌舞伎なんだとわたしは思います。
日本で一番人気のある漫画を歌舞伎の才能・技術を使って見事に舞台として作り上げたこと。観客に元気と勇気と笑顔を与えてみせたこと。歌舞伎にはまだまだ可能性がある。未来がある。ワンピース歌舞伎はそれを確信させてくれた。

で、その未来を背負うのが坂東巳之助さんと中村隼人さんなんですよ!!(こう繋げるかw)。
千穐楽のカーテンコールで出演者がみんなよくやってくれたと仰った猿之助さんは、「その中でも特に」と強調して若手の頑張りに触れてくれました。先に福士くんを見やってから巳之助さんと隼人さんを示し、「この人たちが歌舞伎界の宝です」と。
そう言われた巳之助さんと隼人さんは「いやいやそんな」と謙遜の素振りを見せながらもでも誇らしげでした。

たくさん見せ場がある中でも一番盛り上がるのはイナズマとボン・クレーの本水での立ち回りなんですよ。展開的なことを考えればそのあと宙乗りするルフィが水浸しになるわけにはいかないんだけど、若手二人にこの『美味しい』演出を与えてくれた、これだけの見せ場を背負わせてくれたってのはこの先のことを考えて、近い将来で言えば浅草へのアピール的な目的もあったのかなーなんて、「二人が出る浅草歌舞伎もぜひ観に行ってやってください」と「僕らの頃は全然お客さんが入らなくて本当につらかったんで」という猿之助さんの言葉を聞きながら思ったりしたんですよね。チャンスは与えてやるから自分の力でモノにしてみろと、猿之助さんから歌舞伎の未来を担っていく若者への想い、託したバトンをしっかり握っているかの確認でもあったのかなと。そしてそれは白ひげやシャンクス、レイリーたちがルフィ(たち若造)に託す想い、未来への希望と同じなのではないかなーなんて、そんな重なりもこの舞台にはあったりしたのかなーなんて思ってしまってじいいいいいっんとなった。

でもそれを聞いてるサンジ姿の隼人はいいんだけど千穐楽スペシャルのつもりなのかなんなのか、ゾロの衣装にボンちゃんのおかま道コートでスワンを背負い、頭はスクアードのハゲヅラ姿のみっくんには絶望でしたがw。
きっとどの役も大事でどの役も全力投球したからこそ全部乗せで!ということなのでしょうし、そんなみっくんだからこそ大好きなんだけど、でもよりによって一番ビジュアル的には微妙なスクアードのハゲヅラはひどいよみっくんw。
でもみっくんが深々と頭を下げると背中のスワンが隼人と右近さんに直撃しちゃっててw、二人が「ちょ!邪魔w」ってなってんのがすこぶる可愛かったのでやっぱりみっくん最高w。

いやでもほんと、この本水の立ち回りはカッコよすぎてダダ泣きでした。何度見ても、というか観る度にカッコよさが増していくんですよ。隼人が「俺を観ろ!」と言わんばかりの華やかさ躍動感で客席を煽り沸かせるのに対し、みっくんは泥臭さ、男くささ(いやオカマだけどw)で客席を盛り上げる。初日は貰った役の大きさ、これだけの見せ場を担わせてもらえるというその事実に対する嬉しさと興奮と期待、そういうものがグワンと押し寄せてきて泣いてしまったんだけど、2回目以降はただただひたすらカッコよすぎてキャーキャー言いながらダダ泣きだった。客席に向かって水を蹴り上げポニテの先から水しぶきを飛ばしノリノリではっちゃける隼人に水ぶっかけられながらカッコいいいいいいいいいいいいいいって泣いて、反対に下からグッと押し上げるようにこの場面を締めて支えるみっくんのまるで職人のような魂にガッゴイ゛イ゛イ゛イ゛イ゛イ゛イ゛って咽び泣くレベルにw。もちろんオメッティ男女蔵さんのマゼランも喜猿さんのハニャバルも、それからアクション役者さんもみんな水をザバザバ浴びながら生き生きと全力で斬ったはったするんでテンションマックスバーニン。それを観ながら周囲みんなやんややんやの大興奮の中わたしダダ泣きのガン泣きですよw。一緒に観た人が「え!?ここ泣くところなの!??」とマジ驚きするほど毎回ダーダー泣いたw。

ていうかもうね、隼人のイナズマかっこよすぎるんですよ。卒倒するほどかっこよすぎる立ち回りの記憶が鮮烈すぎてそれまでのあれこれ忘れそうになるんだけど、イワ様に仕え寄り添ってる時のイナズマってば相当エロいんですよ。エロいだけでなくルフィの蘇生騒動の中ジンベエ親分に仔細を話し解放するとか機転も利いちゃうわけですよ。そんでイワ様を筆頭に露出度高い恰好してる人たちのなかで一人だけキッチリ着込んでるのが逆にソソるというか、ニューカマーランドの国民たちの中で最もジェンダーフリーなのって実はイナズマだと思うんだよね。そんなイナズマが革命戦士として命を賭すと決意する。仲間を逃がすために二刀の剣で斬りまくる。その姿はただただ凛々しく美しい。己こそが革命戦士イナズマだと名乗りをあげる隼人の華やかさったらもうもうもうっ!。

そんでもっての立ち回り。濡れていくのと比例して隼人の色気がガンガン増していくんですよ。はげてしまった化粧がとんでもなくエロいんですよ。そんでトドメの壮絶な水流を受ける隼人。耐える隼人。ずぶ濡れになりながら斬って蹴ってする隼人の壮絶美はもうそれを言い表す言葉がない。

とんでもない水をぶっ被りながら退場する隼人を見送り、舞台に一人残るボン・クレー。巳之助さんのボン・クレー。まるでシャチのように水の中で獰猛に勇敢に堂々と立ち回る隼人イナズマに対し、グッと腰を落とし隼人を支えるかのごときだったみっくんボンちゃんの見せ場はここから。

ずぶ濡れ状態でボンちゃんの語り口調で口上を述べるんだけど、千穐楽ではここで「ボンちゃん」コールが巻き起こりました。あれは大向うじゃなくて、ボン・クレーというキャラクターと、それを演じきった坂東巳之助に対するコールだった。歌舞伎の舞台で果たしてそれは正しいのかわかりませんが、でも客席にいたひと全員が声に出さずとも「ボンちゃん!!」って叫びたかったと思う。

ボンちゃんはほんとうにほんとうに愛されてた。愛されまくってた。ワンピース歌舞伎がここまで受け入れられた最大の理由は、巳之助ボンちゃんにあったと自信を持って断言します。

みっくんボンちゃんの素晴らしいところは初日から全くブレなかったところ。
欲とかでると思うんですよ。明らかに評判がいいことは伝わってるだろうし、実際登場シーンであれだけ沸くわけだから「もっと俺を見ろ」的な欲が出て当然だと思うんです。でもみっくんは一切余計なことをしないの。「ボン・クレー」という『キャラクター』の中に坂東巳之助のエゴは一切感じられないのです。そこにあるのは原作に対する愛と敬意。とにかく出来る限り原作に忠実に、初日から千穐楽までずっとボンちゃんとして舞台上に立ってた(もちろんゾロもスクアードもだけど、ボンちゃんが圧倒的すぎたんでここはあえてのボン・クレー表記で)。

そして特筆すべきは声。ゾロもスクアードもそうだけど、特にアニメに出来る限り寄せたボンちゃんの発声は素晴らしい・凄いと思う一方でさすがにこれは潰れてしまうのではないかと心配してたんだけど、ぜんぜん平気だったもんね。ブログで「なんだかすごく喉を心配してもらうんですが、全然大丈夫でーす」と書いてたけど、ほんとに全然大丈夫だったのかどうかはわかりませんが、観客の立場から観ればほんとに全然大丈夫だった。2か月よ!?。2か月間もの間みっくんが変わらずずっとこれだけのクオリティを保ち続けたこと。ワンピースと歌舞伎を結び付けそれを支え続けたのは巳之助さんだとわたしは思う。

今みっくんがどんな環境に置かれているのか、どんな気持ちでいるのか、それはわたしにはわかりません。これまでみっくんが過ごしてきた時間、抱え続けるであろう想いを想像することはできるけど、それを理解することはできないでしょう。なによりみっくん自身が他人にそれを理解してもらおうだなんて思ってないはず。だけど考えてしまう。思ってしまう。みっくんが背負っているもの、背負ってしまったものの重さを。
でもみっくんはそのまんま、背負ったまんま、失ったもの取り戻せないもの、そういうものを全部抱えたまんま、そして今自分に持てるもの、好きなもの、愛する想い、全部かき集めて今の坂東巳之助のまんまボン・クレーを作り上げた。作り上げてくれた。それだけでファンとしては胸がいっぱいになってしまったのだけど、そんなみっくんのボンちゃんに誰よりも大きな歓声が上がってた。「役」と「役者」への期待が合致してなかったらこうまで沸くことはないわけで、そしてそれはそうそうあることじゃないわけで、格やら家柄やらいろんなことが理由で“やれる役”と“やれない役”がある歌舞伎という世界では特にそうで、それなのに巳之助さんに対して毎回毎回歓声が上がるってすごいことだと思うんです。アクション役者さんに向けて綺麗な指を「来いよ」ってクイクイッとして、バク転するアクションさんをオカマ六方で追いかけるボンちゃんの引っ込みにあがる盛大な拍手と歓声を、巳之助さんはどう受け止めているのだろうかと、この経験が巳之助さんにとってどれほどの宝となるのだろうかと、そう考えたらもう泣かずにはいられませんでした。

ていうかね、やっぱり、やっぱりさぁ・・・このみっくんを三津五郎さんに見せたかった、見て欲しかったって思っちゃうよねぇ。あなたの息子はこんなにも愛される役を演じたんですよって、あなたの息子大人気ですよ!!って、万感の拍手の中スワンが揺れる頼もしい背中を見送りながらそう伝えたくてたまらなかった。

みっくん歌舞伎を選んでくれてありがとう。ボンちゃんを演じてくれてありがとう。
坂東巳之助のボン・クレーは、これからきっと伝説になると思う。ワンピース歌舞伎と言えば坂東巳之助のボン・クレーだと、そう言われるようになると思う。

これから先、どんな道になるかはわからないけれど、坂東巳之助にとってこのワンピース初演は歌舞伎人生におけるターニングポイントになるだろう。中村隼人にとっても。
そういう作品を観ることができたこと。その瞬間を目撃することができたこと。これがワンピース歌舞伎最大にして最高の収穫でした。

サンジとゾロもさいこうだった。2.5次元的な意味でもさいこうだった。
アマゾンリリーに飛ばされたルフィが女たちとの宴の場で仲間について語るってな場面があるんだけど、ジャケットを脱いでシャツ姿+エプロン姿のサンジはボウル抱えて何かを泡立ててるのね。そんでロビンちゃんやウソップと談笑しながら下手再端でデカイ杯で一人酒盛りしてるゾロのところへ向かい、最初はなにやら穏やかに話をしつつ、ゾロの酒瓶をひょいと奪って飲んでみたりなにやらちょっかいを出すんだけど、ゾロは相手にしないわけですよ。そしたらサンジはゾロの杯の中にあわだてた何かをぶちこむの。なにすんだクソ眉毛!?って怒るゾロ。やんのかマリモ!?って煽るサンジ。デコくっつけてやんのかオラ!?とにらみ合うってなことが『ルフィが語ってる後ろ』で行われてたりするんですよ。舞台のいちばんはしっこで。はしっこの暗がりで。いろいろたまらんだろう?。

あとこれは千穐楽だけで確認できたことなんだけど、エースを失い心身共にボロボロになったルフィを今度は自分達が支えるんだと一味が決意するラストの場面でゾロとサンジが背中合わせになるのね。で、その二人の間にルフィさんが立っての「海賊王に、俺はなるー!」ってのがいつもの流れなんだけど、千穐楽だけはルフィが割って入る直前にゾロとサンジが同じタイミングでちょっとずつ頭を逸らして後頭部をゴチンとぶつけ合ったの!。たまたまかもしれないけど、わたしには拳をぶつけ合うのとおなじようなものに見えて、ゾロとサンジだけどみっくんと隼人でみっくんと隼人だけどゾロとサンジでうわああああああああああああああああ!!ってもうわっけわかんない状態に陥りました。さいこうだね!さいこうすぎるね!!。

二人は来年1月に浅草歌舞伎の舞台に立ちます。これだけの経験をした二人がどれだけのものを見せてくれるのかたのしみでたのしみでたまらない。
こうやって歌舞伎は続いていくんだよね。歌舞伎界の宝である二人のこれからがほんとうに楽しみ!。


・・・みっくんと隼人のことしか書いてないけどいいや(笑)。
これから大阪と福岡でも上演されるんで、気軽に・・・という値段ではないかもですが(2階.3階席でも楽しめるとは思いますが、わたしがなによりも観ていただきたい本水の立ち回りはやはり1階席で観るほうがいいと思う。迫力がぜんぜん違うんで)、ちょっと奮発して歌舞伎初体験してみてはいかがでしょうか。きっときっと楽しいと思うよ!。