『リスクの神様』第2話

被害者から加害者になったことを、自分の未来が真っ暗になってしまったことを知り崩れ落ちる飯田さんに、全然別番組の話だけど「わたしが見たかったのはコレだよこれ!」と溜飲を下げることができました。ありがとうございます。これぐらいの演技でも充分ムカつくことができるのに、なんであんな過剰演技にしちゃったのかなー。
以前から決まっていた予定であり、経営再建が任務でありその結果は出したんだから異物混入騒動については与り知らぬと本気で思っていたとしても、この時期に海外に行くと判断する時点で社長としてダメだろコイツ・・・だし、このご時世海外にいてもいくらだって会社とやりとりできるだろうに、元社員による犯行でそれに伴い自主回収及び返金に応じるという決定を知らない(社長抜きで決定できてしまう)という描写にはちょっと首を傾げてしまいますが、題材的にこれぐらいの軽さでないとバランスが取れないのだろう。気持ち的には“善人”なのに職を失うことになってしまった岡本信人さんだけど、息子との関係は修復できそうだという人情要素を含め(でも総務ってことは専門知識はないだろうからこの歳で再就職は大変だろうし、社宅ってことは引っ越しもしなきゃならないわけで、この先息子どころか妻との関係も悪化する可能性はあるけど・・・・・・)。
あと前回の騒動からそんなに時間経ってないんだろうに、戸田ちゃんに対して何オマエ偉そうに危機管理語っちゃってんの?ってな視点があってもいいと思うんだけどな。危機管理室のメンバーはそんな幼稚なことしないだろうけど、今回のクソ社長とかそういうこと言いそうなタイプだろうに。もっとこう、戦う戸田ちゃん的なものもドラマの軸の1つだと思ってたんで、前回の今回で戸田ちゃんがすっかり危機管理室の一員として馴染んじゃってんのがちょっと拍子抜け。
というわけで、今回の見所は『ネクタイを外す森田剛』でございました。たかり屋の相手もできちゃうとか結城くん思いのほか万能すぎる。ていうか職場のデスクにエロ本(洋モノ)入れんなw。